車中泊用 自作クーラー ペルチェ式クーラーの作成 その8 実装準備編

車中泊用自作クーラー、ペルチェ編です。

前回の記事↓

さて、ペルチェ素子を利用したクーラーの目途が立ったので、車に載せるための準備をしましょう。大きく分けると、以下になります。

1).キャリアに載せる部分

2).ペルチェの部分

3).ペルチェをコントールする電源

でしょうかね。

1).キャリアに載せる部分、ですが、

ほぼ、実際のイメージに近い感じで写真を撮って見ました。

上から説明すると、緑の箱は工具箱的なものをホムセンで買ってきました。1000円位です。

それにポータブル電源を入れて、ラジエターのファンとクーラーボックスのポンプを繋いであげて、工具箱の蓋をして終わりです。

見ての通り、工具箱には配線の為の切れ込みを入れてあります。

雨が入らなければOKなのですが、蓋でたぶん凌げるはずです。

車の上のキャリアに積むもの
車の上のキャリアに積むもの

前回、書きましたが、ポータブル電源は以下の物を選択しました。

コンパクトで箱のほうが大きすぎておかしいです。

購入したのは、Rockpals ポータブル電源 大容量 75000mAh/280Wh 300W です。

Amazonで買いましたがリンクが無くなって取り扱いが終わってました。

300wの物ならOKだと思いますので、参考に今だとこの辺りで良いかと思います。↓

上記、2).3).の部分も纏めましたので、写真を載せておきます。

嫁ちゃんから要らなくなったタッパーを貰って作った箱
嫁ちゃんから要らなくなったタッパーを貰って作った箱

タッパーの箱に穴をあけて配線しましたよ。(案外、タッパーが便利です。)

ファンをタッパーの横に付けるのが、ちょっと面倒でしたが。

ペルチェの部分と配線はコネクターで着脱式にしました。

水冷の配管も着脱式にしておきました。

Lのタイプを4つ購入しました。

ストレートタイプを8つ購入、所々、分離できると水を抜くとき便利かな?と思い、ちょっと多めに買ってます。

ペルチェの電圧コントロールはこれを利用しました。

安い割に高い電流が出せるので良かったです。

熱が出るので、ファンが必須ですね。

ただ、消費電力の関係があるので、4~9v位の間で使用する感じです。

タッパーのファンとペルチェのファンは以下の電源でコントロールします。

タッパーのファンです。

これ、最初、USBが便利だろうと思ったのですが、上記の電源でコントロールすれば、いいやと思い、調節の機能は切り離し、直接、繋げました。

配線の着脱には以下のコネクターを利用しました。

ちょっと、分かりにくい感じなので、写真追加しておきます。

持ち運びと接続しやすく、コネクターで分離できるようにしてます。
持ち運びと接続しやすく、コネクターで分離できるようにしてます。

左側が12v電源側で、右側が負荷側です。

左側の配線がIN側、右側が負荷側、OUT側
左側の配線がIN側、右側が負荷側、OUT側

上の電源がペルチェコントール用、ファンで電源を冷やしたい。

下の電源はファン用、あまり、出力は出さない。

どちらの電源も過電流時はストップするようなので、ヒューズは付けませんでした。

ここ、注意して欲しいですが、本来ならば安全の為にヒューズが必要です。

こちらには本来3A程度付けておくことをおススメします。

キャリアに載せる部分にも2A程度のヒューズを付けておくと安心です。

ファンの所の穴の加工はあまり上手にはできませんでした。ま、いいか。
ファンの所の穴の加工はあまり上手にはできませんでした。ま、いいか。

タッパー箱の加工をちょっと詳しく載せておきます。

タッパーの蓋閉めた所の図
タッパーの蓋閉めた所の図

適当に作ったので、参考程度でお願いします。

ペルチェも配線と配管が分離できるようにしておきました。
ペルチェも配線と配管が分離できるようにしておきました。

コネクターが同じ方向の物(オス、オスとか)で出ていると繋ぎ間違いするなぁ。

と思いオスコネクタ、メスコネクタで出しています。

ペルチェ上からの図
ペルチェ上からの図

ペルチェの部分も載せておきます。

ペルチェ下からの図
ペルチェ下からの図

まぁ、その時はいっしょにテストしてみます。さ、後は実際に車に載せて、配管の取り回しと長さを決めれば、OKですね。

あとは天候次第ですかね~。

最後にこういった自作で作成するものですので、作成者様による感電や水漏れなどは当方の責任に無い旨をご理解ください。

この記事には続きがありますので、続きを読むときは下の記事をクリックしてください。

とはいえペルチェ式ではなく、ラジエター式に戻ってますので、あしからず。

もしくは、トップにあるカテゴリーから一番左にある車中泊から車中泊用自作クーラーでもOKですし、以下のリンクからでもOKです。