東海を巡る真冬の旅 津市 津城

さて、「道の駅津かわげ」を後にして、1月2日の朝は、津城の見学からスタートしたいと思います。とりあえず、津城に隣接する高山神社を目指しています。 なぜなら、ここは藤堂高虎公を祀っておられて、御朱印が頂けるのですよね。 個人的に武将御朱印帳というものを個人的に集めていまして、武将が祀られている神社に行って御朱印を頂いてくることを目的にしています。 なので、正月二日の朝から高山神社で御朱印を頂きました。 ありがたいことです。 ちなみに、お城を見学したいので、神社の方にこの辺りに駐車場はありませんか?と聞いてみたところ、「あぁ、ここに停めて見学すればいいですよ。」と、おっしゃってくださいまして、ありがたくご厚意甘えることにしました。 ありがとうございました。
さぁ、では、津城を見学してみましょう。 ご厚意に胡坐をかくわけにはいきませんので、足早に見学してしまいましょう。 津城を建てたのは、もちろん藤堂高虎公です。縄張り名人としてかなり有名ですよね。 いろんなお城を建ててます。 [caption id="attachment_4343" align="aligncenter" width="640"]津城の藤堂高虎公銅像 津城の藤堂高虎公銅像[/caption] 関わったとされるお城を載せてみましょう。 ちょっと量が多いので、城名だけにしておきますね。並びは築城順です。 出石城、大和郡山城、京都聚楽第、粉河城、赤木城、伏見城、宇和島城、伊予大洲城、順天倭城、膳所城、甘崎城、今治城、江戸城、津城、伊賀上野城、丹波篠山城、丹波亀山城、二条城、和歌山城、大坂城、淀城 このほかにも高槻城、駿府城、羽柴秀長の和歌山城築城にも関係したとか言う話もあるそうです。 それを含めると23城かぁ。多いですね。 人生のかなりな部分が築城ということですね。 お城以外の建造物も有名なところは、日光東照宮の造営奉行、上野寛永寺の造営、京都南禅寺に三門(楼門)を造営 ん~。凄い。大活躍ですね。 自分が行ったことがある藤堂高虎公のお城は、 大和郡山城、宇和島城、伊予大洲城、今治城、江戸城、津城、伊賀上野城、丹波篠山城、丹波亀山城、二条城、和歌山城、大坂城 の12城ですかね。まぁ、有名な所が多いですから好き嫌いに関わらず見てますよね。 でも、割とどこも好きな城ですねぇ。うん。 [caption id="attachment_3288" align="aligncenter" width="512"]津城の西の丸のお堀 津城の西の丸のお堀[/caption] 藤堂高虎公の縄張りの特徴はシンプルながらも守りやすいをモットーにした城が多いと思います。 丹波篠山城の馬出は見事ですね。 攻撃性を高めるのと、万が一馬出を突破されても桝形と櫓で防御を高めています。 [caption id="attachment_3797" align="aligncenter" width="640"]津城の丑寅櫓 津城の丑寅櫓[/caption] 方形で面積の大きすぎないお城が多く、桝形を用いた門が多用されています。 そしてもっとも特徴的なのが高石垣ですよね。 鉄砲にしろ、弓矢にしろ、打ち下ろすのが圧倒的に有利ですよね。 なので、石垣を高く積むのが特徴です。 しかし、ホント、見事なまでに積むよなぁ。と思います。 あとは、堀の広さでしょう。これも弓や鉄砲の威力を弱める為ですよね。 [caption id="attachment_3290" align="aligncenter" width="512"]津城本丸北側のお堀を東から眺める 津城本丸北側のお堀を東から眺める[/caption] あと、藤堂高虎公と言えば、主君を七度変えていると言われていますので、追ってみると、 1.浅井長政、2.阿閉政家、3.磯野員昌、4.織田信澄、5.豊臣秀長、6.豊臣秀保、7.豊臣秀吉、8.徳川家康 以降徳川家に仕える。 なので、変更したタイミングが7回ということで、主君は8人違うということです。 あと、身体的特徴が、身長は6尺2寸(約190センチメートル)の大男だったようです。 亡くなった時の高虎公の身体は満身創痍の身体で、弾傷や槍傷で右手の薬指と小指はちぎれ、左足の親指も爪が無く、左手の中指も短く爪は無かったそうです。 とはいえ、当時はかなりの高齢の75歳で高虎公が死去します。 その際に若い近習が遺骸を清めて驚いたと言われているそうです。 凄いですね。気持ちが強い人なんでしょうかね。 [caption id="attachment_3291" align="aligncenter" width="512"]津城戌亥櫓跡 津城戌亥櫓跡[/caption] 非常に逸話の多い人でもあります。
その1 高虎公は家臣が暇乞いを願い出る者があると、茶を振る舞ってもてなし、さらに自分の刀を与え、「行く先が思わしく無ければ、いつでも戻ってくるが良いぞ」と別れ、少しも意に介さなかったそうです。 実際、その者が新たな仕官先で失敗して帰参を願い出ると、元の所領を与えて帰参を許したという。 ある時、この高虎の行為に家臣が反発すると 「臣僕を使うのに禄だけでは人は心服しない。禄をもらって当然と思っているからだ。人に情けを掛けねばいけない。そうすれば意気に感じて、命を捨てて恩に報いようとするものだ。情けをもって接しなければ、禄を無駄に捨てているようなものである」 と述べたと伝わる。
 
その2 戦国時代後半から江戸時代初期、主君が死ぬとその後を慕って殉死する者が絶えなかったが、高虎はこれを厳禁とした。 生きていれば頼りない嫡子の高次を支えてくれる有能な人材を失ってはならない、という強い想いがあった為と思われる。 そこで国元において箱を書院に置き、 「自分が死んだら殉死しようと考えている者はこの箱に姓名を記した札を入れよ」 と命じた。 開けてみると40人余の札があり、続いて駿府屋敷でも同じ命令を出すと30人余が名乗り出た。 高虎は70人余の名を書いて駿府の家康を訪問し、 「私が死んだら殉死を願い出る者がこんなにいます。皆、忠義の者で徳川家の先鋒として子々孫々までお役に立つ者たちです。ですので上意をもって殉死を差し止めて下さい」 と嘆願し、家康も了承した。 高虎は家康の書状を受け取ると70人余を集めて家康の上意であることを伝えた上で、 「殉死を願い出た者は殉死したも同然である。家康公の厳命に背いてはならぬ。殉死は絶対に許さぬ」 と、 「自分の死後は腹を切らずに、切腹したつもりで藤堂・徳川両家のために働くように」 命じた。 この70人の中に1人だけ命令に同意しない者がいた。 彼は合戦で右腕を失っており、生き長らえても役には立たないから自分は殉死させてほしいと願い出た。 しかし高虎は許さず、家康もこれを聞かされて 「藤堂は我が徳川の先鋒。命令に違えて1人でも殉死したら藤堂の先鋒を取り消す」 と厳命したため、その者も生きることに同意したという。
 
その3 江戸時代を通じて津藩藤堂家の家臣は高虎のある遺訓を座右の銘とした。 それは「寝屋を出るよりその日を死番と心得るべし。かように覚悟極まるゆえに物に動ずることなし。これ本意となすべし」である。 つまり高虎は毎日を今日こそが死ぬ日だとの覚悟を持って生きよと家臣に言い聞かせたのである。 現在、伊勢の津城跡には高虎の騎乗像と共にこの遺訓を記した碑が建っている
 
その4 慶長の役において加藤嘉明と功を競いそもそも仲が良くなかったのだが、高虎の領地が今治藩、嘉明のそれが伊予松山藩と隣接していて、境目争いなどがあったようで仲が悪かったと言われる。 そんななかで、以下のような話もある。 陸奥会津藩主の蒲生氏が嗣子無く改易されたとき、徳川秀忠は高虎に東北要衝の地である会津を守護させようとした。 しかし高虎は「私は老齢で遠方の守りなどとてもできませぬ」と辞退した。 秀忠は「では和泉(高虎)は誰がよいと思うか?」と質問すると「伊予の加藤侍従(嘉明)殿です」と答えた。 秀忠は「そちは侍従と不仲だったのではなかったか?」と訊ねた。 当時の嘉明は伊予20万石の領主で、国替えがなれば40万石の太守になり30万石の高虎より上になるためでもある。 しかし高虎は「遺恨は私事でございます。国家の大事に私事など無用。捨てなければなりませぬ」と答えた。 のちにこれを聞いた嘉明は高虎に感謝して和解したという。 実際には、会津藩主にのちの世で賢君の誉高い保科正之公が成る。
 
その5 講談、浪曲『藤堂高虎、出世の白餅』では、阿閉氏の元を出奔し浪人生活を送っていた若き日の高虎(当時は与右衛門)が空腹のあまり、三河吉田宿(現・豊橋市)の吉田屋という餅屋で三河餅を無銭飲食し、そのことを店主の吉田屋彦兵衛に正直に白状して謝罪した。 だが彦兵衛に「故郷に帰って親孝行するように」と諭され路銀まで与えられる。吉田屋の細君もたまたま近江の出であったという。 後日、大名として出世した高虎が参勤交代の折に立ち寄り、餅代を返したという人情話が伝えられている。 ちなみに高虎の旗指物は「三つ餅」。 白餅は、「城持ち」にひっかけられているともいう。
  などなど、他にも家康との逸話がまだまだあります。 ちょっと載せきれないので、この辺にしておきましょう。   [caption id="attachment_3292" align="aligncenter" width="512"]津城本丸北側のお堀を西から眺める 津城本丸北側のお堀を西から眺める[/caption]   なかなか、人間的な魅力に溢れた人だったんだろうと思います。 賢く、タフでしたたかで、人情もある。 ん~欠点があるのか?っていう感じですね。凄い人です。  
  興味があれば、火坂雅志さんのこちらの本がおススメですよ。  
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東海を巡る真冬の旅 道の駅津かわげ

素晴らしい眺めの横山展望台を後にして、さてここからは観光しながら帰路に入っていきます。 予定としては、伊勢湾から、知多半島、渥美半島を巡って行く予定です。 「年始なので伊勢神宮周辺からは離れてしまったほうが良いよねぇ。」 との意見の一致をみたので、今日は鳥羽→伊勢→松坂→津のあたりまで行こうかと思います。 途中、伊勢でお風呂に立ち寄ります。 伊勢に「伊勢・船江温泉 みたすの湯」というところが、検索すると出てきました(いわゆるスーパー銭湯)ので、ここにしてみましょう。
お正月なので、通常、600円の所が700円でした。 自分的にはお風呂は500円位で入りたいなぁ。。と思ってます。 なんでかというと、長野あたりに行くと300円位で天然温泉に入れるんですよね。 なので、街中のスーパー銭湯は総じてそれよりは高額になるのが相場で、あまり立ち寄らないのですが、他にないものは仕方ない。 お風呂に入ると、かなりな人の多さで、好みのお風呂に漬かることもままなりません。 「これじゃ全然リラックスできないなぁ。。」 「入場制限してくれればいいんだけど。。そうもいかないかぁ。」 ただ、施設は新しいこともあってしっかりしています。 「ん?電気風呂ってのがあるな。入ってみるか?」と電気風呂に入ってみました。 入ってみると、背に当たるところと、お尻よりは前の床に電気が流れる金属板があります。 「ン、ギギギギギ~~~~~、死ぬ~~~~。」 よくわからず、入るともろにその金属の上に乗ってしまいました。 全身の筋肉が硬直して手すりに掴まっている手だけがコントロールできます。 心臓を強制的にバクバクされている感覚までします。 「ヤバい、ホント、死ぬ。」というわけで、電気風呂は早々に退散しました。 お風呂からあがって、嫁にそのことを言うと、「あら、電気風呂最高でしたけど。」「ここのは電気強めでちょうど良かったわ。」とのこと。 「?」おかしい、なんか違うなぁ?と思って聞いてみると、どうも自分が使い方を間違っていたようです。 自分、背中の金属板にべったりくっつけてしまって、思いっきり電気流れるようにしてました。wwww ホントは金属板と距離を取って自分で調整するってことらしいですね。 次回はホント気を付けます。 ホント、死ぬかと思った。 さて、今晩はどこに泊まるかと検索すると、「道の駅 津かわげ」というところがようさそうなので、そこを目指します。 [caption id="attachment_3794" align="aligncenter" width="515"]道の駅津かわげ 道の駅津かわげ[/caption] ここ、ホント出来たばっかりのようで、かなり綺麗です。 なので、当然、すべてにおいて施設は満点です。 しいて言うと、ここ、朝7時から音楽が流れます。 それで強制的に起こされますので、そこがどうかなぁ。というくらいでしょうか。 まだ、あまり知られていないのか、車は少なめでしたので、おかげでぐっすり眠れましたよ。
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東海を巡る真冬の旅 伊勢志摩 横山展望台

大王埼灯台から鳥羽市方面に向かって行くと、途中、横山展望台という看板が出てきました。 「展望台って出てきたけど、行ってみる?」 「あ、そこね。さっき調べてたら出てきてたよ。眺めがかなりいいみたいね。」 「お、ならば、行かないと。」 という感じで、今回の旅はホントノープランで適当に巡ってます。 それでも、なかなか良い感じで観光できてると思います。 [caption id="attachment_3980" align="aligncenter" width="515"]横山展望台の地図 横山展望台の地図[/caption] 横山展望台、結構、有名なんでしょうね、駐車場に車が沢山止まっています。 地図を見ていると、いろいろな所から眺められるようですね。 頑張って、制覇して行きましょう。 [caption id="attachment_3791" align="aligncenter" width="515"]横山展望台からの眺め 横山展望台からの眺め[/caption] ホント、言葉もないほど良い眺めです。 写真の腕を問われますね。。。。。。 [caption id="attachment_3300" align="aligncenter" width="512"]パノラマ展望台からの眺め パノラマ展望台からの眺め[/caption] ここへ来る途中で、ここから撮った写真をポスターにしたものがあって、 [caption id="attachment_3301" align="aligncenter" width="512"]横山展望台からの眺め2 横山展望台からの眺め2[/caption] 「あのポスターの所はどこだろうか?それとも空中から撮ったのか?」 [caption id="attachment_3302" align="aligncenter" width="512"]横山展望台からの眺め3 横山展望台からの眺め3[/caption] なんて思ってたんですけど、ここへ来て答えが見つかりました。 [caption id="attachment_3300" align="aligncenter" width="512"]パノラマ展望台からの眺め2 パノラマ展望台からの眺め2[/caption] しかし、絶景が多いところですねぇ~。 広角レンズじゃないと入り切れないですね、これじゃ。 [caption id="attachment_3304" align="aligncenter" width="512"]パノラマ展望台からの眺め3 パノラマ展望台からの眺め3[/caption] いい所でした。ここを見逃してはダメな所でした。
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東海を巡る真冬の旅 伊勢志摩 波切九鬼城址

大王埼灯台を見に行くと、もれなく波切九鬼城址を見学することができますよ。 [caption id="attachment_3788" align="aligncenter" width="343"]波切九鬼城址 波切九鬼城址[/caption] 写真の岬部分が城址ですが、砦と言ったほうがしっくりきますね。 [caption id="attachment_3308" align="aligncenter" width="512"]波切九鬼城址の土塁 波切九鬼城址の土塁[/caption] 若干ですが、土塁が残ってます。 [caption id="attachment_3309" align="aligncenter" width="512"]波切九鬼城址の虎口の土塁 波切九鬼城址の虎口の土塁[/caption] こちら虎口の土塁なので、ちょっと高く分厚くなってますね。 [caption id="attachment_3310" align="aligncenter" width="341"]波切九鬼城址の説明板 波切九鬼城址の説明板[/caption] 波切九鬼城址に関する案内板がありましたので、載せておきます。 [caption id="attachment_3311" align="aligncenter" width="346"]波切九鬼城址の碑 波切九鬼城址の碑[/caption] ちょっと、攻めにくい城ですが、砦程度の大きさなので、囲んで兵糧攻めがいいのでしょうね。 でも、海も囲まねばならず、そうなると水軍のお城なので、海側での海戦になることは間違いないでしょうね。   九鬼氏の中でも、九鬼嘉隆公が一番有名ですが、大まかな流れを追ってみましょう。 桶狭間の戦い後、信長に仕え始めたと言われています。 仲介したのが、滝川一益だったとのことなので、伊勢に侵攻する前あたりから仕え始めたのでしょうかね。 信長によって北畠具教を攻める戦いのとき、嘉隆は水軍を率いて北畠の支城である大淀城を陥落させるなどの活躍により、織田家の家臣団の一員になったようです。 その後は、伊勢長島の一向一揆戦でも活躍。 第一次木津川口の戦いでは、毛利方の毛利水軍・小早川水軍・村上水軍に対して炮烙玉や火矢の攻撃でボロ負け。 そのため、信長は大激怒!! 信長の指示により、炮烙玉や火矢に強い船の開発命令を受けて、2年掛けて鉄甲船を開発これにより、第二次木津川口の戦いでは、毛利方の毛利水軍・小早川水軍・村上水軍に対して、大勝!!   蛇足ですが、木津川口の戦いの話で、自分が好きなのは、和田竜さんの「村上海賊の娘」がおススメです。 これは村上水軍側の話ですが、和田竜さんの話は読み応えがあるので、割と好きですね。  
  文禄・慶長の役でも活躍しています。 初め李舜臣率いる朝鮮水軍に敗北し撤退、水軍の敗戦により秀吉は戦術転換の命令を下す。 出撃しての海戦を避けて陸海共同での沿岸防備に方向転換したので、日本の水軍は朝鮮水軍の攻撃を何度となく撃退して、朝鮮水軍の積極的な活動は激減する。  
  伊藤潤さんの本がおススメです。 そして、この辺りで隠居ですね。 最後はちょっと悲しいお話になりますので、ご自身でお調べになって見てくださいね。  
  九鬼水軍と言えば、信長に命じられて造った、鉄甲船ですよね。 いったいどこで作ったのでしょうか、そう思い調べると、伊勢大湊だったとのことです。 九鬼氏というと、九鬼文書なんていうものもあるし、これも一体、どういうことなのか。。。 不思議な本ですよ。興味がある方はご一読ください。  
  九鬼氏は現在でも子孫の方がおられるようです。 四日市の九鬼産業さんにルーツとして紹介されていました。 あと、スポーツ選手として、福岡ソフトバンクホークス捕手の九鬼隆平さんとのことです。 なかなかに皆さんご活躍されているようで、素晴らしいですね。
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東海を巡る真冬の旅 伊勢志摩 大王埼灯台の猫たち

港町は何故か猫が多いですよね。 ご飯をあげてくれる人が多いのでしょうねぇ。 一体、野良なのか飼い猫なのかも分からないことが多いです。 御多分に漏れず、大王埼灯台のこの辺りにもニャンコ達がいっぱいしました。 [caption id="attachment_3780" align="aligncenter" width="515"]茶トラ雄 白地が多くてカワイイ茶トラ、雄っぽいです。[/caption] この子可愛い顔してますよね。なかなか男前です。 どうも、下の写真の子が気になるようです。 [caption id="attachment_3315" align="aligncenter" width="512"]白黒メス 白黒ちゃん、メスっぽい[/caption] ちょっと、草が変なところに写ってしまって、面白い画になってしまって、ネコちゃんに申し訳ないです。 [caption id="attachment_3316" align="aligncenter" width="512"]盛りの時期で鳴き合う猫たち 盛りの時期で鳴き合う猫たち[/caption] こっちの子たちは縄張り争いというか、盛りの時期のためか、鳴き合っていました。 [caption id="attachment_3317" align="aligncenter" width="512"]日向ぼっこの猫、カワイイ柄ですが、茶トラになるんですかね。 日向ぼっこの猫、カワイイ柄ですが、茶トラの部類になるんですかね。[/caption] この子は年を取っているのかあまり活動的ではない様子です。 色柄は淡くて綺麗で好みな子です。 [caption id="attachment_3318" align="aligncenter" width="512"]盛りなのでメスを追い回すオス猫たち 盛りなのでメスを追い回すオス猫たち[/caption] 先ほどの茶トラニャンコは白黒ニャンコをピッタリマークです。 果たして彼の恋の行方はどうなったのでしょうかねぇ。 [caption id="attachment_3319" align="aligncenter" width="512"]碧志摩メグちゃんのポスター 碧志摩メグちゃんのポスター[/caption] あと、一時期話題になった碧志摩メグちゃんのポスターが貼ってありました。 公式サイト↓
公式フェイスブック↓
公式ツイッター↓ 最初は志摩市の公式キャラクターだったのが、非公式になったりして大変だったみたいですが、こうして活動しているのはうれしいですよね。 そしてこういったキャラクターを今はご当地萌えキャラと言うそうです。 なんと、ご当地萌えキャラグランプリなんかもあるそうですので、ご興味のある方は調べてみるのも面白いかもしれません。
そして我が埼玉県からはこんな萌えな子たちがいるそうです。 下のサイトから、県ごとに検索できるようです。
いろんなものがいろんな風に流行っていくものですねぇ。
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東海を巡る真冬の旅 伊勢志摩 大王埼灯台

さて、金比羅山展望台を後にして、大王埼灯台へ車を進めます。 途中、お昼は簡単にコンビニでお弁当を買って、ご飯を済ませました。 元旦ですのでね、なかなか、お店開いて無いのですよねぇ。 大王埼灯台は近くに車を置いて散策です。 地図の行程だと、ゆっくりお店を覗きながら歩いても15分です。 [caption id="attachment_3322" align="aligncenter" width="512"]大王埼灯台周辺の駐車場の地図 大王埼灯台周辺の駐車場の地図[/caption] 最初、黄色のPマークに止めようかと思いましたが有料なので、Aまで戻り止めると無料でした。 ただ、ちょっとわかりませんが、ここも普段は有料なのかも知れません。 [caption id="attachment_3323" align="aligncenter" width="512"]波切漁港にて大漁旗を掲げる船 波切漁港にて大漁旗を掲げる船[/caption] 元旦ですので、漁船にも大漁旗があがっています。 おめでたい雰囲気で正月らしさを感じますよね。 [caption id="attachment_3324" align="aligncenter" width="512"]天日干しの干物、鯵、イカ、フグ 天日干しの干物、鯵、イカ、フグ[/caption] 魚が干してあります。上左の銀色はアジ、右の白はイカ、手前下の茶はフグでしたよ。 面白いのはアジは開いてないのですよね。どういうことなんでしょう?。 フグは色が付いているところをみるとミリン干しでしょうか。 いずれも美味しそうです。 この干物を干してあるお店で食べることができるようです。 自分たちは先ほどご飯食べたばかりですので、今回は頂きませんでしたが、また、機会があれば是非、試してみたいですねぇ~。 結構、評判の良さそうなお店だったので、是非とも食べたいです。 [caption id="attachment_3325" align="aligncenter" width="512"]宝門の浜からの眺め 宝門の浜からの眺め[/caption] 先に進むと太平洋を望めます。ここも綺麗なところです。 少し行くと波切九鬼城址があります。 ここからの眺めも良いです。 [caption id="attachment_3326" align="aligncenter" width="341"]大王埼灯台を眺める 大王埼灯台を眺める[/caption] 大王埼灯台、海がきれいですねぇ~。 [caption id="attachment_3776" align="aligncenter" width="515"]大王埼灯台からの眺め 大王埼灯台からの眺め[/caption] 御座岬に伸びる半島の綺麗な感じといい。いい所ですねぇ~。 どこを見ても、ホント、綺麗なところばっかりです。 [caption id="attachment_3328" align="aligncenter" width="341"]大王埼灯台 大王埼灯台[/caption] 大王埼灯台は入場料200円で、見学することができます。 安いので、さっそく登って見ましょう。 抜群の景色と灯台の歴史を知ることができましたよ。 [caption id="attachment_3329" align="aligncenter" width="512"]大王埼灯台からの眺め西側 大王埼灯台からの眺め西側[/caption] 高い所から望む景色は一段と良いです。 [caption id="attachment_3330" align="aligncenter" width="512"]大王埼灯台からの眺め南側、太平洋 大王埼灯台からの眺め南側、太平洋[/caption] 地球が丸く感じる場所ですねぇ~。素晴らしい眺めですよ~。 [caption id="attachment_3331" align="aligncenter" width="512"]大王埼灯台からの眺め足元 大王埼灯台からの眺め足元[/caption] ホントこの辺りの海はどこも綺麗です。 [caption id="attachment_3332" align="aligncenter" width="512"]大王埼灯台からの眺め東側 大王埼灯台からの眺め東側[/caption] 前回来たときはちょっと遅かったので、灯台には入れませんでしたので、今回は見学出来て良かったです。 [caption id="attachment_3333" align="aligncenter" width="512"]海のもしもは118番へ 海のもしもは118番へ[/caption] この写真の言葉は咄嗟には出ないでしょうねぇ。。 見るたび覚えようとするのですが、また、忘れてしまいます。。 そういえば、前回来たときは、前の愛車デミオだったのですが、大王埼灯台を見学して戻ってきたら、タイヤがパンクしていて、大ショックでした。。 とりあえずスペアタイヤに交換して、近くのスタンドへ寄って、端のほうで場所を借りて、タイヤのパンク修理キットを使って自分で直して帰った思い出があります。 あの時のスタンドの人、ありがたかったなぁ。助かりました。 今のフリードハイブリッドだとスペアタイヤっていう設定がないので、修理キットが入ってます。 でも、これあまり使いたくないタイプです。 ガスボンベの中に穴を塞ぐ接着剤が入っているタイプなので、タイヤ交換するとき大変だからです。 できれば、パンクはしないように願いたいところですね。
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東海を巡る真冬の旅 伊勢志摩 金比羅山展望台

さて、楽しく明るいご年配の夫婦の方とも別れ、爪切不動尊へ向かいます。 爪切不動尊に車を置いて、徒歩で登ります。 [caption id="attachment_3336" align="aligncenter" width="512"]爪切不動尊側からの登山道の眺め 爪切不動尊側からの登山道の眺め[/caption] 特に案内が無いのですが、グーグルマップでも見ながら行けば、のんびり登って行っても、片道30分あれば十分登頂できると思います。 [caption id="attachment_3337" align="aligncenter" width="512"]爪切不動尊側からの登山道 爪切不動尊側からの登山道[/caption] 途中、ちょっと寂しげな感じのところがあったりしますが、普段、山城に登っている我々夫婦なので、それに比べれば、全然、道も緩やかな登り道で歩きやすく、特に問題となるような所はありませんでした。 [caption id="attachment_3338" align="aligncenter" width="512"]伊勢志摩の金比羅山の顔ハメ 伊勢志摩の金比羅山の顔ハメ[/caption] 展望台の所まで、登りました。 登るとこんな「顔ハメ」がありましたよ。 こういった「顔ハメ」のパネルに顔をハメて撮るのを、嫁が大好きであれば必ず写真を撮って。といいます。 物好きだよなぁ。と思いながらも、しっかりと撮ってあげてますが。。。 展望台がありますので、登って見ましょう。 [caption id="attachment_3339" align="aligncenter" width="512"]金比羅山からの眺め 北方向 金比羅山からの眺め 北方向[/caption] 360度遮るものがありません。なかなかの絶景ですよ。素晴らしいです。 [caption id="attachment_3340" align="aligncenter" width="512"]金比羅山からの眺め 南東方向 金比羅山からの眺め 南東方向[/caption] 展望台にいると、丁度、登って来られた地元の方が挨拶してくれます。 こちらも挨拶を返しますと、「今日は富士山は見えますか?」と声を掛けられます。 「えっ、ここから富士山見えるんですか!!!?」 「えぇ。」 [caption id="attachment_3341" align="aligncenter" width="512"]金比羅山からの眺め 東方向 金比羅山からの眺め 東方向[/caption] 「ん~、あいにくと残念ながら、今日は見えないようです。」 「年に数回見えることがありますよ。私も滅多にはみれないですけど。www」 「どちらからお越しですか?」 「埼玉からです。」 「どうですか、ここは?」 「いいですね。絶景で素晴らしい所です。」 「そうですね。でも、自分が子供のころ(戦中)には、ここ眺めが良いので、 アメリカのB29や戦闘機の見張り台になっていて、飛んで来たら警報を出す場所だったんですよ。」 「えぇ~。ホントですか。それは凄いですね。」 「アメリカの戦闘機がここに機銃掃射をしたりとか、あったんですよ。」 「うわ~。」 [caption id="attachment_3342" align="aligncenter" width="512"]金比羅山からの眺め 南方向 金比羅山からの眺め 南方向[/caption] 「あとね、あそこ、あの湾の所で、その当時は、ワカメの養殖をしていたんだけど。 自分の兄が高校生で、そのワカメの養殖をしてるところで海に飛び込んだりして遊んでたら、 アメリカの戦闘機が飛んできて機銃掃射を受けたけど、ギリギリかすめて行った。 なんてこともあったりしたんだよね。」 「お兄さんはご無事だったわけですね。」 「うん。運が良かったんだろうね。」 「しかし、ひどいもんですよね。人をなんだと思ってるのか。」 「全くだよね。でもあの当時はそれが普通だったんだろうからねぇ。」 [caption id="attachment_3343" align="aligncenter" width="512"]金比羅山からの眺め 南西方向 金比羅山からの眺め 南西方向[/caption] 「でも、今はホント平和で良い時代だね。wwwww」 「はい、そうですね。」 「じゃ、楽しんで行ってください。」 「ありがとうございます。」 そうして地元の方と別れました。 [caption id="attachment_3344" align="aligncenter" width="512"]金比羅山からの眺め 西方向 金比羅山からの眺め 西方向[/caption] 今はただ眺めの良い場所だけど、知らなかった。まさか、そういったことがあったとは。 でも、あちこちでそういった被害が多かったんだろうなぁ。と思います。 今はこうして静かで景色が良い所も、あの人にとってはそれが一番の思い出なのでしょう。 [caption id="attachment_3773" align="aligncenter" width="515"]金比羅山からの眺め 北西方向 金比羅山からの眺め 北西方向[/caption] 今、こうして平和で過ごせることを築いて来た人生の先輩たちに感謝。 そして自分たちもまた。
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東海を巡る真冬の旅 伊勢志摩 あづり浜

可愛いニャンコ達をモフモフできて大満足ですが、お別れしなければなりません。 若干の寂しさで後ろ髪を引かれる思いですが旅を続けましょう。 先ほどの桐垣展望台からみると、どうも見晴らしの良さそうな山が岬の先のほうにあります。 「あそこに行って登ればまた絶景が待ってるはずだね。」なんて妻と話しながら向かいます。 [caption id="attachment_3348" align="aligncenter" width="512"]桐垣展望台から見る金比羅山 桐垣展望台から見る金比羅山[/caption] そこは金比羅山というらしいです。 分かりにくいので、地図で説明します。 目的地は真ん中のポイントです。 志摩バイパス(右上の青丸からスタート)から岬のほうへ向かいます。 向かって行くと、爪切不動尊がありそのあたりから登れる様子なのを確認しつつも止まらず、もっとアプローチしやすい道があるのでは?と一回りしてみます。 地図の「B」→「C」を過ぎて1台道を譲ってくれた軽自動車があり、ハザードランプで挨拶して抜いて行くと看板がありましたので、「D」の方向へ入っていきました。 [caption id="attachment_3349" align="aligncenter" width="512"]金比羅山へのアプローチ、反時計回り 金比羅山へのアプローチ、反時計回り[/caption] 道は割と狭いです。 2台で離合するのは面倒な幅です。 「D」の所で左に行くのですが、ちょっと行ったら、「こりゃ、ダメだ。」といういことで、ギブアップ、バックして「D」まで戻りました。 その時、先ほど抜いた軽自動車の方も、目的が同じらしく私の後からやっぱり左に行きました。 妻と「軽自動車なら行けたのかねぇ?」なんて話をして、「E」から爪切不動尊を目指します。 [caption id="attachment_3770" align="aligncenter" width="515"]あづり浜西側 あづり浜西側[/caption] 途中、「E」のポイントの「あづり浜」で景色が良いので、車を止めて写真を撮っていると、先ほどの軽自動車の方が同じ駐車場に入ってきました。 [caption id="attachment_3351" align="aligncenter" width="512"]あづり浜東側 あづり浜東側[/caption] 「あなた達、さっき山のほうへ行こうとしてたでしょ。」といきなり車を降りて話しかけて来られる年配の御夫婦の方。 話しかけてこられたのは旦那さん。 「えぇ、ちょっと、道が狭くなったので、自分たちは諦めて戻ったんですよね。」 「それで良かったんよ、あの先行ってもすぐ行き止まりだったんだよ。」とのこと。 「あら~。そうでしたか。登れないんですね~。」とか話し始める自分。 そこから、年配の奥様が話に参戦、「どこから来ましたかね?」 「わしら、地元なんだけど、一回死ぬまでに登って見たかったんで行ってみたんだけどね~。www」とかなり明るい方。 「埼玉なんですよ」と返し、段々と話に花が咲いて行き、気が付くと、20分ほど楽しく歓談してました。 昔、夏にはいっぱい人が来て、みんなで楽しく泳いだり遊んだけど、最近は人が少なくなった。 とか、奥様は若い頃は、真珠の行商をされていて、色んな所に売りに行った。といったお話を話してくださいました。 ほかにも御夫婦の苦労話なんかを面白おかしくお話下さいました。 [caption id="attachment_3352" align="aligncenter" width="341"]あづり浜の綺麗な海 あづり浜の綺麗な海[/caption] 「自分たちあの車で寝泊りして、色んなところに出かけてるんですよね。」 と話しましたら、「ホントかな?」と言う顔をされて、納得行かなかったのでしょうね。 御夫婦が帰るときに離れた車をわざわざ覗いて見学してから、 戻って来られて「ホント、あれなら、大丈夫だね。いいわね~。」 と納得のグーサインを頂き別れました。 [caption id="attachment_3353" align="aligncenter" width="512"]透明度が高いあづり浜 透明度が高いあづり浜[/caption] 「ホント、明るく楽しいご夫婦だったよねぇ。」なんて嫁と話しながら、 こういった何気ない出会いが旅を楽しくしていくんだよなぁ。なんて思います。 [caption id="attachment_3354" align="aligncenter" width="341"]絶景のあづり浜 絶景のあづり浜[/caption] しかし、ホント、絶景。そして良い思い出も頂きました。
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東海を巡る真冬の旅 伊勢志摩 桐垣展望台

英虞湾の絶景スポットを巡って写真を収めようと車を走らせていると、「ともやま園地桐垣展望台」というところが地形からすると良さそうなので、行ってみました。 展望台とは言いますが、全然、登ったりしない展望台です、そもそも高台にあるところなのですね。なのでかなりの絶景スポットです。 [caption id="attachment_3767" align="aligncenter" width="515"]ともやま園地桐垣展望台 ともやま園地桐垣展望台[/caption] いいところですね。ここ。ホント、この周辺は綺麗なところばっかりですねぇ。 ここは自分達夫婦にとっては、さらにうれしいポイントでした。 なんと、可愛いニャンコ達が5~6匹います。 [caption id="attachment_3358" align="aligncenter" width="512"] エンジンの熱で暖を取る猫たち エンジンの熱で暖を取る猫たち[/caption]   今年の元旦が暖かかったとはいえニャンコ達は野良なので寒かったのでしょう。 すぐ、我が愛車のエンジンの熱で暖を取ります。カワイイ~。 暖かくてもエンジンルーム内に入っちゃダメですよ~。 猫バンバンしなくちゃですからねぇ。   [caption id="attachment_3359" align="aligncenter" width="512"]桐垣展望台のシャムちゃん 桐垣展望台のシャムちゃん[/caption]   結構、みんなどの子も毛並みも良く、人懐っこい子たちなので、いつも誰かがご飯を頂いているようですね。 車を降りたらみんな寄ってきました。   [caption id="attachment_3360" align="aligncenter" width="512"]桐垣展望台のキジトラちゃん 桐垣展望台のキジトラちゃん。なぜか凛々しいお姿。[/caption] うちの我が愛車には、ちょっと良いカリカリ猫ごはんを、常にこういうことも想定して、常備してありますので、もちろんあげさせて頂きました。 (モラル的にどうか?との意見もあるかと思いますが、ご容赦くださいませ。)   [caption id="attachment_3361" align="aligncenter" width="515"]僅か桐垣展望台の100m手前辺りにいる猫ちゃん達 僅か桐垣展望台の100m手前辺りにいる猫ちゃん達、ちょっとヤセ気味[/caption] この子たちは展望台の手前にいた子たちです。 先ほどの子たちよりは痩せているような気がしますので、あまりみんなに気が付かれないのでしょうかね。 この子たちにもごはんをあげました。 ご飯あげたので、モフモフさせてもらいました。 はぁ~~。気持ちいい。。。ニャンコ大好き。。 元旦からモフモフできるなんて幸せ。とか思いながら先へ向かいます。
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