「東北車中泊の旅八泊九日その4」 馬の背 松島

さ、次も松島のマイナースポットの「馬の背」に向かいます。


まぁ、海に突き出した細長い半島です。


隣接する場所に2か所馬の背があり、大きいほうが「馬の背」、小さいほうが「子馬」というらしいです。


「子馬」は可愛らしいですね。

この日、多賀城跡をかなり散策したので、足の疲労が激しく、子馬は断念しました。

正面の突き出た所が「子馬」
松林の斜面を降りて行きます。

駐車場から降りる所がちょっときつく降りますので、注意が必要ですね。

スニーカー、ウォーキングシューズ、トレッキングシューズなど、滑りにくい靴をおススメします。


なかなか、良い眺めです。

お天気だったら、もっと良いのですが。。

このあと雨が降ってきたりしてますので、まぁ、仕方ないですね。


足場が悪く、滑りやすいので、天候(雨や風の時)には留意しないとならないです。

ホント、怖いですよ。海も深そうだし。

右の白いところが子馬
嫁さんはビビって先に進めませんでしたねぇ。まぁ、仕方ないです。

置きざりにしておくのもどうかと思うので、先のほうには行きませんでした。


次回は子馬も行って見たいですね~。



この日、宿泊したところは道の駅津山でした。

最初、道の駅 上品の郷に泊ろうと思ったんです。



何故かというと、温泉があったり、ご飯も食べれたりするので、非常に便利です。

とりあえず温泉(750円とちょっと値段は高め)に入って、さてどうしようかと思ったんですが、なにせ車が多く、当然ながら出入りも多い。

これでは静かに寝ることは望めないなぁ。。と思って移動しました。

で、途中、スーパーで買い物して道の駅津山で就寝です。



ここは静かで良かったです。

というか、車中泊してた車は朝起きた時に4台くらいしか居ませんでしたので、逆に静かすぎて怖い位でした。www

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「東北車中泊の旅八泊九日その4」 多聞山 松島 四大観

鹽竈神社を参拝したあとは、松島四大観の一つである多聞山へ向かいます。松島自体は2回ほど訪れていますので、マイナーな所から見てみようということです。 マイナーと言っても、松島四大観というしっかりとしたネーミングが付いているので、きっと素晴らしいところでは?と思っています。 松島四大観とは、東西南北から松島を眺めることができるビュースポットのことです。 それぞれに名前が付いています。 大高森:壮観 富山 :麗観 多聞山:偉観 扇谷 :幽観 があります。 駐車場からは塩釜港の方角が見えてます。松島は反対側 場所は上の写真ですね。海岸側ではなく山側から降りて行く感じです。 公園を抜けていきます。 太平洋側も見えたりします。 観音様を右手に見て下って行きます。 毘沙門堂があります。ここが眺めスポットですね。 良い眺めでした。 松島四大観と言われるだけあります。
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「東北車中泊の旅八泊九日その4」 鹽竈神社

さ、東北歴史博物館を後にして、お昼ご飯は牛タンなんぞを食べまして、鹽竈神社にお参りです。

利久でお昼、美味しかったです。1450円
 志波彦神社と鹽竈神社があります。

駐車場からは志波彦神社が近いので、まず志波彦神社を参拝させて頂きます。

こちらは志波彦神社の鳥居大きいですよ
志波彦神社には志波彦大神が祀られているそうです。


ちょっと鹽竈神社のHPを参照してみると、以下のように書いてあります。

「志波彦大神とは如何なる神様なのでしょうか。 そのヒントが御神名であり志波とは「物のシワ」つまり端を指す言葉で、仙台市内に志波町、栗原市志波姫に志波姫神社(式内社)、岩手県紫波郡に志波城跡、志和稲荷神社・志和古稲荷神社とシワの名を持つ所が点在します。これは大和朝廷の統治範囲が北進するにつれ、シワの地(朝廷勢力圏の端)が遷っていったと思われ、この地方で信仰されていた国津神(土着神)を志波彦神或いは志波姫神と呼んだものと考えられますが詳らかにはなっておりません。但し農耕守護・殖産・国土開発の神としての信仰が伝わっており、農耕を生業としていた人々の守護神だったのでしょう。

志波彦神社が鹽竈神社境内に遷された理由には、鹿島・香取両神宮の御祭神(鹽竈神社左右宮御祭神)の東北地方平定に協力された御神縁に拠るものと言われております。」

明確には分からない感じですねぇ。。

鹽竈神社よりも古来からの大きな神社だったのではないかなぁ。と思います。

そして、鹽竈神社ですが、Wikipediaから抜粋するとこうあります。



「鹽竈神社は、武甕槌命(鹿島神宮御祭神)・経津主神(香取神宮御祭神)が東北を平定した際に両神を先導した塩土老翁神がこの地に留まり、現地の人々に製塩を教えたことに始まると伝えられる。」



とあります。なんと、香取神宮・鹿島神宮ともご縁があるようです。



門から見えるのが左右宮拝殿(要するに香取神宮・鹿島神宮の御祭神)が祀られています。


右宮・左宮とあります。

そして主祭神である鹽土老翁神(しおつちおぢのかみ)を別宮で祀っています。
鹽土老翁神は塩の神・安産の神として庶民の信仰を集めてきたそうです。


献上台ならぬ献魚台。海のそばを物語りますね。


こちらが主祭神の祭殿、いずれも凄く立派な造りで綺麗です。


御朱印も頂きました。ありがたいです。

最後にここ鹽竈神社のおススメは狛犬ちゃんです。

なんだろう。凄く愛くるしい。最高です。


この子、左にいて「ん」

この子、右にいて「あ」
あれ?狛犬ちゃんの並びも逆なような??

まぁ、そういうこともあるんでしょう。

なんにしても、謎が多い感じの神社でした。

でも、雰囲気が良くて、気持ちいい所なのは間違いないです。

御朱印は鹽竈神社にて志波彦神社と鹽竈神社の御朱印を頂けます。


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「東北車中泊の旅八泊九日その4」 東北歴史博物館

多賀城跡から離れて、すぐそばにある東北歴史博物館に来ました。

大きい博物館です。

多賀城跡に関しての博物館かな?とか思いましたが、縄文・弥生から平安時代、奥州藤原氏、戦国・江戸時代はさらっとしてほぼ無しで、明治から近代まで、あと地域の風習を網羅しています。

戦国・江戸時代の伊達家に関係するものは故意に除かれているらしく、全然、展示されていません。

伊達家関係は瑞巌寺へ行って見て欲しいということでしょうかね。

もちろん多賀城に関しての展示もありますよ。


それはさておき、ちょっとおもしろいなぁ。と思うのは以下のコーナーです。

村の境の道の入り口辺りに建てて、村を守ってもらうらしいです。

総合展示室の「村におけるワラの神々」コーナーが凄いです。

畑や田んぼの作物を守るのと病気なども入って来ないよう願いを込めているそうです。

初めて見たときはビックリしました。

夜、ヘッドライトでは見たくない感じですね。。

可愛らしいのもあるし、シュールでもあるし、インパクトもあるし。

映えますね。www

こちらはなまはげ的なお祭りの時の装束です。
東北は何度も飢饉に遭っているので、こういった神様をお祀りすることで祈りを捧げたのでしょうね。

あとは馬の産地らしく、以下のような、馬に産地を示す焼き印(ちょっとかわいそうですが。)とかは初めて見ました。


あと、縄文土器は何度見ても面白いです。


遮光土器は両足あるし、腕組みしてるのは可愛いですね。


お面も鼻が曲がっているのとか、ユニークです。


こっちのイノシシのやつは可愛いです。

フィルム上映でワラの神様に関する話をやってたりしましたので、見学したりしました。

なんだかんだで2時間半ほどいて、満喫しましたよ。

最後に敷地内に東北ならではの住宅を移設してきていたりして、見学して池をながめていると、餌付けされているらしく、雀と鴨がすぐそばまで寄ってきたりしました。



残念ながら餌は持っていなかったので、あげれませんでしたが。。

結構、楽しかったです。おススメですねぇ。

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「東北車中泊の旅八泊九日その4」 陸奥総社宮

多賀城跡を散策していて、鬼門方向に神社があるなぁ。と思い行って見ると、陸奥総社宮という神社がありました。

きっと、多賀城を守る為の神社でしょうね。と思い行って見ました。


鳥居の後ろになにやら、色んな神社の名前が書いてあります。

どうも、合祀されているようです。そのため総社宮という名称らしいですね。

調べてみると陸奥国31郡の錚々たる神社が100社合祀されているようです。

なんか一度にお参りできてお得って感じもしますね。

有名な所ばっかりで、行きたい神社がかなり載ってます。


ちなみに近くに荒脛巾(アラハバキ)神社もあるんですね。

知っていれば寄ってみたかった。

高橋克彦さんの小説にたびたび荒脛巾神が登場するので、ちょっと興味があります。



さ、お参りしましょう。




後から知ったことですが、こちらにお参りしてから鹽竈神社へお参りするのが良いらしいですね。

たまたま順序通りに参拝できて良かったです。

雰囲気も良くて、また訪れてみたい神社です。

御朱印は頂けるのか、ちょっと分かりませんでした。

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「東北車中泊の旅八泊九日その4」 多賀城跡 宮城県 日本三大史跡

2019年8月8日、夏の旅初日の話です。

旅の初め初日の一発目は多賀城跡です。


ここは以前、来たことがあるのですが、通り過ぎた程度(GPSゲーム攻略の為です。www)なもので、しっかり見てみたいなぁ。と思い今回は時間を掛けてゆっくり見たいと思っています。

多賀城は蝦夷討伐の為の拠点となった所ですね。

自分的には高橋克彦さんの歴史小説で蝦夷の歴史を知り、訪れて見たいと思いました。



高橋克彦さんの本は面白いですね。

本への没入感が凄くて、次はどうなるのか?次はどうなるのか?とワクワクして読んでました。

このほかにもアテルイも読みましたし、時宗も読みましたよ。

しかし、この本の中での蝦夷の歴史には考えさせられました。

当時の蝦夷の方々の無念さは測り切れないです。

ただ、当時は和人も庶民はさしてどうということもなく、貴族が人なり、それ以外は人でないぐらい差があったのだろうかと思います。

さて、そんな多賀城ですが、一回りするのに約2時間程、掛かりました。



広いですね。

当時の城柵はホントどうしてか縄張りを四角にしますよね。

あれだと地形的にマッチしなくて、弱い部分がかなりできそうですけどね。

でも、兵を常駐しておくことで、抑止力として働いている感じなのでしょうね。

本来は国府とか役所の意味合いのほうが強いのでしょう。

正殿跡の礎石の中に、願掛けすると宝くじが当たるものがあるとか。

日本三大史跡の一つでもあるらしいです。他は、奈良の平城京、福岡の太宰府とのこと。

そういえば、平城京は修学旅行で行ったのだっけ?忘れました。。

太宰府には何度も行ったことがあります。

平城京かぁ。久しぶりに奈良に行きますかねぇ。

明日香村にも行きたいし。


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