車中泊用自作クーラーのペルチェ式クーラーの製作編です。
前回の記事↓
しかし、考えは悪くないように思いますが、結果が出ていないですね。
ダメだったやり方を図にしてみました。
頓挫しそうな感じで幾日か過ごし、ん~、なんとか出来ないかなぁ?
と考えていると、「そうか、冷却側は空冷にしよう。」と思い至りました。
熱効率が悪いので、途中に何かをなるべく付けない方が良いだろうという考えです。
なので、高温側の排熱処理にラジエター&ファンを入れて排熱を促します。
結論を図にまとめました。
テストもしてみました。
DC-DCコンバータで出力をコントロールしながらも冷やすことができそうです。
ペルチェは1枚である程度冷やすことが望めそうですので、このまま実地テストをしてみたいと思ってます。
まぁ、消費電力がSuaoki G500頼りなので、仕方ないですね。ここも課題と言えば課題です。
出力を下げながらもある程度、コントロールできてるなぁ。と確認してた写真です。
今回、ペルチェ素子をトータルで3個買いましたが、結局写真について来たペルチェ素子が定格通りで一番良かったです。
他は安いだけでインチキでしたね。
脱線でソーラーパネルの話
ちょっと、蛇足ですが、SUAOKIのG500を使用してますが、先日、ソーラーパネルを75W2枚の150wにしてから、まだ、150w仕様で充電していなかったで試してみました。
こいつです。
結構、優れものだと思います。
今回のテストで残り二目盛りになってしまいました。
ソーラーを繋いでみると124w出てますね。7A近く出ていることになります。
ソーラー発電ってホント凄いなぁ。
だけど、7Aって、ちょっと怖いくらいですね。
自分の場合はソーラーパネルが2枚仕様なので、しっかりと逆流防止にダイオード付きのコネクタを配線の間に入れて、安全対策をちゃんとしておきました。
安全対策をしておかないと怖いし、ダメですよね。
さぁ、このまま放置して置いてみましょう。
2時間後見に行って見ると。
満充電でした。
67wと表示されていますが、おそらく90%以上は充電されていて、残りの数パーセントを充電しているのだと思います。
ま、もう、十分、充電されたと思うので、完了としました。
速いですね。あっという間です。
本文
話が飛びましたが、ちょっと実際に車に載せるには問題が予想されます。
一つは配管(ホース)を回さないとならないので、ドアの開け閉めが面倒になりそうです。
それと、もう一つはポータブル電源がもう一つあった方が便利そうです。
理由は下の図を見てもらうと分かりやすいです。
赤線内のものは車の上のキャリアに載せないとならないので、電源が遠いのですよね。
キャリアに載せるもので電源が必要なものはポンプとファンです。
ポンプはテストしていても10~11wでした。
ファンはたいしたことは無くて4w弱程度です。
なので、約15w消費するわけですので、余裕をみて300wh=20時間程度稼働できるものを用意することにしました。
色々、悩みました。
ヤフオクにSuaokiのG500(アマゾンだと約6万円)が安く売っていた(3万7千円での落札)ので、飛びつこうかとも思いましたが、(保証が受けられないので)下の物にしました。
Rockpals ポータブル電源 大容量 75000mAh/280Wh 300W(追記:Amazonで買いましたがリンクが無くなって取り扱いが終わってました。300wの物ならOKだと思います。)
決め手は容量とソーラー充電可能って所です。値段は29800円でした。
これだと、およそ18時間強の計算になるので、余裕ですね。
自分の使っているソーラー2枚をSuaokiとRockpalsに分けて同時充電ができるので、ちょうど良いと思うのです。
あと、車内側で利用するSuaokiですが、こちらもこのエアコンだけを利用するわけではなく、車内LED照明、TV代わりのタブレットとスマホ2台の充電、USB扇風機を利用します。
消費電力は定かではないですが、一晩で確か2目盛りぐらい消費していたと思うので、100w程度なんだと思います。
ということはSuaokiは容量が500whなので、その、およそ350w程度しか使えないことになります。
500whのうち50wh程度は、使えない領域だという情報があります。
なので、一応450wh計算です。
仮に17時~翌朝7時まで使用すると14時間ですので、350/14=25w以下で運用しないとならない計算です。
かなり、厳しいですね~。
ちょっと、ポータブル電源とか、モバイルバッテリーとか、ありったけ使うほうがよさそうですね。
ちょうど、12000mahのモバイルバッテリーが2個あるので、こいつも今年は活躍してもらいましょう。
さて、あとは実際に載せてみるテストですね。
ホースの長さが足りない感じがしますので、それを買ってから試しましょう。
最後に、こういった自作で作成するものですので、この記事を読んで自作されても、感電や水漏れなどは当方の責任に無い旨をご理解ください。
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