車中泊用 自作クーラー ラジエーター式クーラーの作成 その2 テスト編

先日、作成した自作ラジエーター式クーラーのテストをやって見ました。テストは室内です。

前回の記事↓

今回のテストは以下を注目しています。

1.消費電力がどの位か?

バッテリーがどの位持つのかに繋がるので、ここは結構大事です。

ここが省エネでないと、根本から考えなおさないとならないので、一番大事ですよね。

2.ファンで冷えた出口温度が何度になるのか?

どのくらいの冷却能力があるのか気になりますよね。

3.そして氷の入った水はどの位継続して冷えることができるか?

できれば一晩持ってもらいたいのですが、どのくらい持つのでしょうか?

4.静粛性、静かでないと寝れないですよね。

テストは2019年5月25日です。

私の住んでいる所は埼玉県北部ですので、もちろん熱いです。

この日の熊谷気象台の公式温度は、

14時 33.1℃、

15時 33.4℃、

16時 33.3℃、

17時 31.7℃となってます。

では、経緯を報告します。

電源をSuaoki G500にて、USBが3口使用するのでアダプターを接続してます。
電源をSuaoki G500にて、USBが3口使用するのでアダプターを接続してます。

suaoki G500への接続 100v側で使用しました。

USBの口数が3個必要なのでアダプターが必要です。

消費電力は14wから15wを表示してました。
消費電力は14wから15wを表示してました。

消費電力は15wですね。全然少ないです。

ポンプが仕様のとおりの、10w程度だったので、ホント助かります。

Suaoki(ポータブルバッテリー)が500wなので、一晩余裕で使用できますね。

音も全然静かです。

ポンプはクーラーボックスの中で動いているのもあり、ポンプの音は外に聞こえてきません。

ファンの回る音のみ聞こえます。

ローソンのロックアイス4個購入
ローソンのロックアイス4個購入

氷はローソンでロックアイスを4つ買ってきました。

一つ約250円なので、千円弱です。

14時50分位からスタートしました。

6畳間を締め切って行いましたが、どの程度変化するのでしょうか。

室温31.1℃でスタート
室温31.1℃でスタート

三分後

ラジエタークーラーの出口温度24.6℃
ラジエタークーラーの出口温度24.6℃

二分後

風量は充分だと思います。

室温は0.2℃下がってきて30.9℃
室温は0.2℃下がってきて30.9℃

冷えて来た感じですね。少しですけど。

結構、冷えた風が出ています。ファンの風量はHighでテストしました。

ラジエタークーラーの出口温度が一番下がったのは22.2℃でした
ラジエタークーラーの出口温度が一番下がったのは22.2℃でした

最低温度はスタートしてから約50分後でした。

室温が一番下がったときは30.7℃でした。
室温が一番下がったときは30.7℃でした。

6畳間が冷えることはあまり期待していませんでしたが、ちょっとだけ冷えるのは分かりました。

1時間でかなり氷が解けてきて、ほぼ水になってきてます。
1時間でかなり氷が解けてきて、ほぼ水になってきてます。

氷からほぼ水になりましたが、まだ、冷たい水ですね。

ラジエタークーラーの出口温度が上がって来ました。25.4℃
ラジエタークーラーの出口温度が上がって来ました。25.4℃

変わりなく進み午後4時半になって温度が上がって来ました。

室温も上がってきました。31.2℃
室温も上がってきました。31.2℃

約2時間でほぼ溶けたように思います。

ラジエタークーラーの出口温度が上がって来ました。完全に氷が解けたようです。28℃
ラジエタークーラーの出口温度が上がって来ました。完全に氷が解けたようです。28℃

ラジエタークーラーの出口温度が上がってますね。

もうダメな感じです。

室温がスタート時よりも高くなってきました。室温は31.8℃
室温がスタート時よりも高くなってきました。室温は31.8℃

氷が約2時間で効果が無くなりました。

湿度はあいにく測ってないですが、湿度は変化無いように感じます。

もうちょっと持つかと思いましたが、全然早かったです。

氷を持たせるために工夫が必要ですね。

やっぱ、あれしかないかぁ。。

そうです、知っている人は知っている「ペルチェ素子」です。

ペルチェ素子を利用したクーラーへの改造を考えて行きましょう。

<追記です。2021.1.23>

改めて読んでいて思いましたが、これ、方向性が間違っていたかもしれません。

氷を長く持続させるならば、ラジエター、ポンプ、ファンも小さいもので良かったのかもしれません。

要するに冷却能力が思ったよりも良すぎて、結果、氷を長持ちさせることはできないという、相反するものになったようですね。

分かりやすく言うと燃費が悪いんです。

上のやつがほぼ買ったものと同等です。

ラジエターが大きくて、冷えすぎて、あっという間に氷が無くなるのだと思います。

まぁ、本来のCPUクーラーとしての意味では放熱効果は良いのですが。

なので、ラジエターを1/3くらいのものにしてやればもっと氷が持つように思います。

結果的には上のタイプで良かったと思います。

それと昼間に実験しているので、比較にならないなぁ。とも思います。

夜やるともっと氷が持ったのではないかとも思いました。

このやり方は仕組みが簡単なので、とっつきやすくていいのですよね。

また、ちょっとテストしてみたいですね。考えておきましょう。

最後に、こういった自作で作成するものですので、この記事を読んで自作されても、感電や水漏れなどは当方の責任に無い旨をご理解ください。

この追記のテストを行いました。その記事はこちら↓

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