車中泊用 自作クーラー ペルチェ式クーラーの作成 その3 ペルチェ購入編

自作クーラーですが、冷却水としての氷水の持ちが予想以上悪かったので、改良編に突入です。

前回の記事↓

冷却水の持続性以外は、かなり満足できる能力でしたので、悔やまれます。

で、どうするか?ですが、前回から言ってます通りペルチェ式に改善していきたいと思います。

とりあえず、安いペルチェのセットを1つ購入しました。

購入したものはリンクが切れてしまいました。下図は参考です。

今回は他の部品が届かないので、この製品の評価だけになります。

リレーソケットは端子台の代わりですね。
リレーソケットは端子台の代わりですね。

電源が12Vなので、シガーソケットから電源を取りました。

中継にリレーソケットを端子台代わりに利用しました。

SUAOKI G500による消費電力の測定
SUAOKI G500による消費電力の測定

消費電力は52wで安定していました。

写真では分かりませんが、冷たくなって来ています。
写真では分かりませんが、冷たくなって来ています。

テストを始めたところです。まだ、変化ないですが、結構冷えてます。

時間が経って結露して来た所
時間が経って結露して来た所

約20分後、結露してきました。

温度が接触式の温度計が無いので、ちょっと困ったことに分かりません。

古いアナログ式(赤いやつが上下するやつ)の温度計で測ると低温側は約20℃とのこと。

排熱側は約40℃くらいです。

おや?? そんなものしか下がらないのかな???

接触式の温度計を買わないと、よくわからないですね。

あとで購入してみましょう。

思うに、恐らく排熱の処理が甘いので、ただ、ファンの風を当てるだけでは物足りないように感じます。

ここの処理を水冷式にしてみる必要があるかと思います。

それで、冷える側の温度がどれだけ下がるかに期待したい所です。

それと、テストなので、しっかりとペルチェ素子にシリコングリスを塗っていません。

密着度が甘いのも、かなりあるかと思います。

と言うことで、これからのテストは以下のように進行していくと思います。

1.高温側の廃熱処理→水冷化:今のラジエターをそのまま利用してみる。

低温側は、より低温化と熱処理がうまくいくのかどうかが課題。

2.結果次第ですが、低温側も水冷化しラジエターを利用する。

その時に冷水がどれだけ持続するかがポイントです。

3.実車への取り付けも課題

排熱処理するラジエターとクーラント(水)をルーフラックへ固定する必要が出てくると思います。

その際、雨天時、搬送時の処理を考えないとなりませんね。

さて、ペルチェが一つで能力が足りるのかどうか。

色々とテストを重ねてみたいと思います。

最後に、こういった自作で作成するものですので、この記事を読んで自作されても、感電や水漏れなどは当方の責任に無い旨をご理解ください。

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