ESP-32を使ったWOL(Wake On Lan)専用機の作成 年間200円程度の消費電力

ESP32でのWOL専用機、WOLサーバーの作成です。

備忘録ですので、さして読まれることを想定してないので、分かりにくい所はご勘弁ください。

背景

Synology、QNAP(記事には書いてませんが購入済)、など、NASがいっぱい増えて電気代が嵩むので、利用時間を決めて利用するようにしています。

このブログのNAS(DS1621+)は常時ONですが、他のNASは利用時間のみ電源onとしています。

電源OFFで使っていないときにメンテナンスしたいときがあるので、WOLで起動できるように、各NASは設定してあります。

今回、PCは特にWOLにて起動することはないので、設定しません。

さ、やってみましょう。

ESP32でのWOL専用機の作成

とはいえ、以下のリンクのが非常に参考になりましたので、利用させて頂きました。

この方のプログラミングは、凄く洗練されてスマートな組み方です。

色々と勉強させて頂きました。ありがとうございます。

ESP32は以下の30pinのヤツを利用しました。

1).VS CODE環境構築

今回、Arduino IDEでは無く、VS CODEを利用することになりました。

普段、VS CODEではPythonを利用する時しか使ったこと無いので、ESP32を使うには環境構築から行わないといけません。

環境構築には以下のサイトを利用させて頂きました。

2).GitHubからダウンロードしてビルドする。

動くかどうかまず試してみたいので、GitHubからそのままビルドしてみます。

HTMLファイルをアップロードして、完成です。

HTMLのホスト名とMACアドレスを書き換えたのと、Main.CPPのWifiの設定を書き換えただけで完璧に動きました。

あっけなく動き過ぎて、どうやって動いているのか理解するのが大変という、非常に洗練されたプログラムの組み方で、感心して利用させて頂いております。

ありがたいですね。

自分の使いたいイメージとほぼ一緒だったので、このまま利用させて頂こうと思います。

ちなみに常時利用するので、電源onしたままです。

なので、箱だけ作ってやろうということで、以下のようにしましたよ。

まぁ、得意のタッパーですけど。

買ったのは以下のやつです。100円で4個ついて来たけど、大きさ的にこれがジャストフィットだと思います。

今回、IOを利用しないので、足をハンダで全部抜きまして、以下のようになっています。

ハンダで苦闘した後が偲ばれますね。(ちょっと汚いですね。)

動きは問題無いことを確認しています。

しかし、ESP32なら、電源入れっぱなしでも、驚きの年間消費電力192円、月16円程度という衝撃的なWOLサーバーとなってしまいました。

これはセキュリティの観点から、もちろんローカルネットワークでしか使えないようにしています。

まぁ、外から電源入れようとは思わないですからね。