「東北車中泊の旅八泊九日その4」 鹽竈神社

さ、東北歴史博物館を後にして、お昼ご飯は牛タンなんぞを食べまして、鹽竈神社にお参りです。

利久でお昼、美味しかったです。1,450円↑

 志波彦神社と鹽竈神社があります。

駐車場からは志波彦神社が近いので、まず志波彦神社を参拝させて頂きます。

こちらは志波彦神社の鳥居大きいですよ

志波彦神社には志波彦大神が祀られているそうです。

ちょっと鹽竈神社のHPを参照してみると、以下のように書いてあります。

「志波彦大神とは如何なる神様なのでしょうか。 そのヒントが御神名であり志波とは「物のシワ」つまり端を指す言葉で、仙台市内に志波町、栗原市志波姫に志波姫神社(式内社)、岩手県紫波郡に志波城跡、志和稲荷神社・志和古稲荷神社とシワの名を持つ所が点在します。

これは大和朝廷の統治範囲が北進するにつれ、シワの地(朝廷勢力圏の端)が遷っていったと思われ、この地方で信仰されていた国津神(土着神)を志波彦神或いは志波姫神と呼んだものと考えられますが詳らかにはなっておりません。

但し農耕守護・殖産・国土開発の神としての信仰が伝わっており、農耕を生業としていた人々の守護神だったのでしょう。

志波彦神社が鹽竈神社境内に遷された理由には、鹿島・香取両神宮の御祭神(鹽竈神社左右宮御祭神)の東北地方平定に協力された御神縁に拠るものと言われております。」

明確には分からない感じですが、鹿島・香取両神宮が東北を平定したときの案内をした方(塩土老翁神)なのかな?という感じですね。

古来から大きな神社だったのではないかなぁ。と思います。

そして、鹽竈神社ですが、Wikipediaから抜粋するとこうあります。

「鹽竈神社は、武甕槌命(鹿島神宮御祭神)・経津主神(香取神宮御祭神)が東北を平定した際に両神を先導した塩土老翁神がこの地に留まり、現地の人々に製塩を教えたことに始まると伝えられる。」

とあります。なんと、香取神宮・鹿島神宮ともご縁があるようです。

門から見えるのが左右宮拝殿(要するに香取神宮・鹿島神宮の御祭神)が祀られています。

右宮・左宮とあります。

左宮に武甕槌神(鹿島神宮御祭神)・右宮に経津主神(香取神宮御祭神)となるそうです。

そして主祭神である鹽土老翁神(しおつちおぢのかみ)を別宮で祀っています。
鹽土老翁神は塩の神・安産の神として庶民の信仰を集めてきたそうです。

献上台ならぬ献魚台。

海のそばだと言うことを物語りますね。

こちらが主祭神の祭殿(主祭神の塩土老翁神)、いずれも凄く立派な造りで綺麗です。

御朱印も頂きました。ありがたいです。

最後にここ鹽竈神社のおススメは狛犬ちゃんです。

なんだろう。凄く愛くるしい。最高です。

この子、左にいて「ん」を現す。

この子、右にいて「あ」を現す。

あれ?狛犬ちゃんの並びも逆なような??

ん?気のせいか。

右が「あ」で左が「ん」でいいのか。

なんにしても、御祭神に関しては、謎が多い感じの神社でした。

でも、雰囲気が良くて、気持ちいい所なのは間違いないです。

御朱印は鹽竈神社にて志波彦神社と鹽竈神社の御朱印を頂けます。