QnapからRsyncでTerramasterへバックアップする。異機種間バックアップ

前回、WebDevでバックアップしてみたのですが、エラーで止まるので、仕方なく探したら、Rsyncでのバックアップがわかりましたので、記事にしておきます。

前回の記事↓

1.Terramasterの設定(受け皿になる側の設定)

1).バックアップ用フォルダの作成

前回の記事同様、Terramasterへ格納先となるフォルダを作成します。

念のため、Terramasterのフォルダのアクセス権限を確認してください。

設定したフォルダへ書き込み権限がないといけない為です。

それは前記事に確認と変更を書いてありますので、参考にしてください。↓

2).Rsyncの設定

コントロールパネル→ファイルサービス

ファイルサービス→Rsyncサーバーを選択します。

ポートはそのまま「873」で、ユーザー名とパスワードを決めます。

Terramasterの設定はこれで終了

2.Qnapの設定

HBS 3 Hybrid Backup Syncを起動

概要は無視して

同期を選択します。

一方向同期ジョブを選択します。

(同期だとは思わなかったですねぇ。Syncだから同期かぁ。。)

「リモート Rsync サーバー」を選択します。

「名前」は適当に決めてください。自分はデフォルトのまま

Qnapから接続するTerramasterのIPアドレスを記入します。

ポートも記入(デフォルトで873ですね。)

サーバーの種類が曲者で、Qnap以外のメーカーの物ならば、「NAS ベース Rsync サーバー」か、「Rsync 互換サーバー」になります。

どっちでもいけると思います。

自分は「Rsync 互換サーバー」にしてみました。

記入したら、下へスクロールして、接続テストを行います。

このとき「成功」すればOKです。

あと、参考までにスピードテストをするもの、目安になるので、よいかもしれません。

で、接続が確認出来たら、「作成」ボタンを押します。

上記画面のハイライトになっている(先ほど作成した情報)行を「選択」します。

Qnapでバックアップしたいフォルダを選択します。

次に、格納先となるTerramasterのフォルダを選択します。

情報の確認画面が出ますので、良ければ「次へ」ボタンを押します。

スケジュールは今回も一回目なので、「スケジュールなし」で行いました。

なので、自分の場合はデフォルトのままで「次へ」

ルールも速度制限とか付けても良いかもしれませんが、今回はどの程度スピードがでるのかみたいので、デフォルトのままで「次へ」

要約で情報がOKなら「作成」

ジョブが完成しましたが、同期(バックアップ)はまだ、始まっていませんので、右上の「今すぐ同期」を押します。

処理が始まります。

Terramasterの方でスピードを確認してみると40~60MB/S位出ているようです。

WebDevの倍のスピードですね。

今までの他の機種の経験では、Rsyncでエラーが出たことは無いので、接続も安定しているのではないかと思います。

さて、どうなるでしょうかね。

Qnap TS-233はスペックが低いので、固まる可能性があるのがなぁ。。

イメージ的にDS215J位の遅さなんだよなぁ。

追記

一回でバックアップが上手く行きました。

14:05に始めて18:56に終わってました。

これでスケジュールを立てることが出来ますね。

二回目以降は変更のあったファイルのみバックアップされていくので、さほど時間はかからないと思います。

Rsyncはやっぱり、しっかりとバックアップしてくれましたね。

しかし、HBS 3 Hybrid Backup Syncでは「バックアップ」では無く、「同期」ということになるのが、紛らわしいですよね。

もうちょっと直感的に使えると良いのだけど。

以上、Rsyncを利用した異種機種間のバックアップでした。