激安NAS TerraMaster F2-210 と Synology DS1621+間で、Hyper Backupを使う

激安NAS TerraMaster F2-210をどう利用するかというとSynology DS1621+のバックアップに利用しようと思います。

SynologyのHyper Backupを使って、バックアップを行って見ます。

1.バックアップ用のフォルダを作成する。

TerraMasterでバックアップ用の共有フォルダを作成して、Synologyからのデータを格納するスペースを用意します。

コントロールパネルから共有フォルダ

Bkupというフォルダを作成します。(上は作成後の画面)

フォルダ名を決めます。あと、オプションは画面通りです。

ついでにセキュリティの観点から、フォルダのアクセス権を見直しておきます。

guestアカウントは無効にしましたので、ここでもアクセスを拒否しておきます。

自分のアカウントからは読み書きを許可します。

Quotaは利用できないので、特に変えることは無し。

NFSからはデフォルトで拒否していますが、このままです。

WebDAVも特に許可しません。

SMBは最初許可されているのですが、SMBで表示させる必要もないので、全拒否のブランクにしました。

まぁ、バックアップ用なので、他からアクセスして見られる必要もないので、必要無いものはアクセス不要で良いだろうということです。

2.Rsyncサーバーを有効にします。

Rsyncサーバーを利用することでSynologyと繋がることが分かりました。

コントロールパネルからファイルサービスを選択

ファイルサービスからRsyncサーバーを選択

Rsyncサーバーを有効にします。

ポートはデフォルトで良いです。ユーザー名とパスワードを設定します。

最後に、1.で設定したバックアップ用のフォルダ(自分の場合はBkupフォルダ)を指定します。

TerraMasterは設定終了で、次からはSynologyになります。

3.SynologyでHyper Backupを設定します。

Synology DS1621+にログインしてHyper Backupを開きます。

左上の「+」を押して、データバックアップタスクを押します。

rsyncを選択して「次へ」

rsync互換サーバーを選択

IPアドレスにTerraMasterのIPアドレスを入力

暗号化転送、ポートはデフォルト

ユーザー名とパスワードを、先ほどTerraMasterのRsyncサーバーで作成したユーザー名とパスワードを入力

するとバックアップモジュールに作成したフォルダ「Bkup」が表示され、ディレクトリにIO_1がデフォルトで表示されます。

フォルダが自然に表示されれば接続が上手く行った事を表しますので、出ない場合は設定が間違っていると思います。

設定ができたら「次へ」

自分の場合、今回は上図のフォルダでは選択しないので、このまま「次へ」

Video Stationのみバックアップします。

撮り貯めたTV番組が、結構、多くなって来ていて、TerraMasterはTV録画したものをバックアップしておくものに利用することになりました。

ここはデフォルトで実行時刻だけ変更して「次へ」

ここは維持するバージョンの最大数を30に変更して「次へ」

設定できましたので、実行しました。

この画面はその後の時間経過したものです。

そろそろ終了するところですね。

今ブログを書いている時点では上手くバックアップは終了しています。

まぁ、これで各NASへ分散させながらバックアップを取っておきたいと思います。