さて、備忘録みたいなものですが、iSCSIの設定を残しておきます。
自分の場合は6Bayの内3BayをSHRでVolume1として利用して、2BayをSHRでVolume2としてiSCSIに利用したいと思います。
と、言うのも、iSCSIパソコンにすればデスクトップPCにHDDを取り付けておく必要無さそうだなぁ。と思われるので試してみようと思います。
デスクトップPCの構成は以下になります。
Cドライブ:M.2 NVME 500GB
Dはインストールなどの時にシステムが使う領域
Eは空き
FはRAMメモリが32GBあるので、使い切れないから8GBを仮想DISKにしてブラウザのキャッシュにしてます。こんなにもいらないだろうなぁ。贅沢な使い方ですね。昔じゃ考えられないなぁ。
GはM.2 SSD 500GB でマイドキュメントなどを持って来ています。
Hは3.5インチHDD 1.5TBです。作業用ですね。
なので、JドライブにiSCSIを割り付けるつもりです。
では、作業に入ります。
「iSCSI Maneger」から左の「Target」を押します。
「CHAPを有効」に☑をして、名前とパスワードを入力します。
ここでの名前とパスワードはiSCSI用のものですので、なにかこれ用に適当なものを考えてもらって、作成するわけですね。
新規を選択
場所と合計容量を変更します。
目的のボリュームを選択、自分の場合はボリューム2
合計容量はそのボリュームのMAXまで選択できますが、選択すると作成後にボリューム2に空きが無い。とアラームがでます。
なのでその最大でもボリュームの半分程度が良いのではと思います。
ボリューム2はiSCSIだけしか利用しない。というのなら問題ないと思いますが、他にも利用するだろうから、空けておいた方が良さそうだし、アラームがずっと出てるのもちょっと気持ち悪いですよね。
場所が合計容量を決めるとSynologyの設定は終了です。
ここからはPC側です。
スタートボタン(Winマーク)右の検索(コルタナの左)から「サービス」と入力
サービスを開き、「Microsoft iSCSI Initiator Service」をダブルクリックして開き自動にします。
スタートボタン(Winマーク)右の検索(コルタナの左)から「iSCSI イニシエーター」と入力して開きます。
「探索」タブを開きます。
ポータルの検索を押します。
IPアドレスもしくはDNSを入力してポートはそのまま3260でOK
「ターゲット」タブを押して、
「接続」を押します。
「CHAPログオンを有効にする。」を☑して、名前とパスワードを入力します。
ここで言う名前とパスワードはSynologyで適当に作った名前とパスワードです。
最後にスタートボタンを右クリックして、「ディスクの管理」を開きます。
スクリーンショットは終わった後の状態ですが、割り付いていないドライブを割付て終わりです。
自分の場合だとIドライブに割り付けることができました。
iSCSIを使ってみました(要はファイルコピー)が、割と全然普通に使えますね。
これで、デスクトップPCからはHDDが外せそうです。
HDD付いてると取り付けたり外したり面倒ですのでね~。
なかなか便利そうで良いです。おススメ。
追記です。
Synologyのシャットダウンや再起動時には、iSCSIが繋がっていると警告がでますので、一旦、切り離してからシャットダウンをしないとなりません。
なので、「iSCSI イニシエーター」を開いて「切断」を押してからSynologyのシャットダウンをします。
再起動したら、「iSCSI イニシエーター」を開いて「接続」を選びますが、名前とパスワードを設定している場合は必ず入力して接続してください。
簡単ですね。便利です。
追記の追記です。
切断してから再起動すると自動的に接続されていますので、さらに簡単です。