2019年10月5日
かねてから行きたかった名草巨石群に行って来ました。
場所は下に地図を出して置きましたが、結構な山の中でして、通常は名草巨石群を中心にみて南東方向の弁天釣堀の辺りに車を置いて歩いていくのが普通みたいです。
ですが、結構な登り道で暑いときはちょっと汗だく覚悟で行くことになると思います。
ただ、もう一つ方法があって、先ほどの弁天釣堀をスルーしてそのまま車で登って行くこともできます。
ただし、道が狭いので軽自動車がおススメです。
釣堀を過ぎると道が狭くすれ違いは厳しく、道自体も荒れています。
松田川ダム方向からの道はさらに細くて荒れています。
ただ、行って見ると上側から車を置いていくとかかなり楽です。
自分達は軽自動車で行ったので、上側から行きました。
上側の駐車場からだと、歩いて2分くらいで名草巨石群が見れます。
ちょっと不思議な空間ですね。
パワースポットですね。ここ。
恐らく、古代の磐座なんでしょうね。
ちょっと神秘的です。
下の写真の手前中央の石は何か模様なのか?文字なのか?何か人為的なものを感じる気がします。
線刻石かなぁ?神代文字?分かりません。
一通り見たので、名草厳島神社へ行って見ましょう。
森を抜けて行きます。かなり気持ちいい所でした。
爽やかな空気が凄く気持ちを穏やかにしてくれます。
五分程歩くと神社が見えてきました。
また、不思議な石が見えます。
何か、人型に見えますね。ご神体ということでしょうかね。
説明版に以下のようなことが書いてあります。
名草の巨石群
厳島神社境内からその奥にかけての一帯に古生層粘板岩を貫いて出てきた花崗岩が並んでいます。
花崗岩は非常に大きな固まりであったが方状の節理に沿って玉ねぎ状に風化し、水に洗われた節理間の核心の部分が球状に残り巨岩を積み重ねた形になったものです。
弁天沢の水底に金色に輝く小片がたくさん見られるが、これは花崗岩が風化してできた黒雲母です。
この巨石群は粗粒な花崗岩特有の風化状態を示す代表的なものとして昭和十四年に国の天然記念物に指定されています。
弁慶の手割石・お供石・太鼓石・石割楓・お舟石などの名称で呼ばれています。
昭和五十八年一月
財団法人足利市民文化財団
足利市教育委員会
とありました。
古代の祭祀云々とは書いてないですね。 そうなのかなぁ。。
上の写真の大きな岩の下側の写真ですが、ここの左下から胎内くぐりと称してくぐり抜けられます。
神社の下には弁慶の割石がありました。
綺麗に割れていますね。
これだけ綺麗に割れているのも珍しいですよね。
こちらの案内板には創建にまつわるお話が載っています。
空海上人さまがここでも出て来ていますね。
あらゆるところで出てきます。
東日本でちょっと不思議な所(ミステリースポット)で出てくる人は、
空海上人、坂上田村麻呂、弁慶と義経、日本武尊(ヤマトタケル)、
修験のところは役小角、あとは徐福、徐福は青森でも伝説がありましたよ。
どれだけホントに旅していたのでしょうかね。
どれがホントでどれが嘘なのかも良く分からない感じです。
いずれにして、名草巨石群、面白かったです。
空気感が違うので、心が疲れている人はリフレッシュにおススメです。
ここ、意外と人が多いのでビックリしました。
パワースポットとして認識されているのでしょうかね。
通常は、磐座に行っても、人なんか見ないですけどね。
あんまり人が多くなるのは、気が悪くなったり、荒れたりして、あまり好きじゃないですけど。
神社なんかも「あれ?ここ神様いないんじゃない?」なんて思う所は多いですしね。
そういった所は大抵の場合、御朱印が500円とかで、儲け主義的な所はそんな感じがします。
関東でお稲荷様で有名な所なんかは、「なんかどうなのかな?ここ」的な感じでしたので、ちょっと心に残ってます。
神社なのに、そもそも運営する側が、邪念に囚われているのはどうなんだ。と言う感じもあります。
なので、神社自体に気を感じない所で、いくら拝んで見たところで居ないものは居ないと思います。
自分の場合、通常であれば、自分に良い気配の神社や、悪い気配の神社とか、何か気を感じることが良くありますが、全く感じない所もあります。
それと参拝場所ではないところに気を感じることが結構あります。
有名なところなんかはそんな感じがしますね。
例えば、明治神宮や香取神宮なんかは何回行っても、本殿ではない所で感じます。奥宮とかとも違うんですよね。自分の場合は。
なので、自分に合った神社に行くのが良いと思います。
そういった自分に合う神社は必ず気を感じるし、なんらかの「よく来たな。」的なサインに巡り合うように思います。