備忘録シリーズです。
今回はMacBookのTimeMachineのバックアップ先をSynology サーバーにする方法です。
初めにボリュームの話です。
2Bayだと厳しいですが、4Bay以上だとボリューム設定に余裕があるので、色々な設定ができます。
自分の場合は6Bayなので、4Bayを1ボリューム(SHR)として、メインで使用しています。(利用可能容量はSHRで3TBを4つで8TB)
残り2Bayは独立して1ボリュームずつ(1TBを2つ)として使っています。
1つ(上の図だとストレージボリューム2)はiSCSIにてデスクトップPCのI:ドライブとして使っています。
これは単にデスクトップPCにHDDを取り付けるのを嫌ったのと、iSCSIを試してみたい気持ちということです。
作業用のドライブが欲しかったのですが、デスクトップPCには取り付けられないので、HDDが余ってしまいiSCSIにて接続しました。
案外とiSCSIは便利でいいと思います。
それなりにアクセス早いですし、HDDの故障予知はDS1621+で教えてくれます。
実際に1TBのHDDの故障を予知してくれました。
そのHDDの復旧を試みましたが無理でした。
なので、HDDの健康度を管理してくれるので、今後はデスクトップPCにはHDDは取り付けないつもりです。
メインのデスクトップPCには1つだけH:ドライブとしてHDDが取り付けてありますが、C:D:F:が1ドライブでM.2 NVME 500GBもう一つはG:ドライブでM.2 SSD 500GBでマイドキュメントなどで利用しています。
横道に逸れていますね。
2Bayの残り一つ(上の図だとストレージボリューム3)をMacBookのTimeMachineのバックアップ先として利用することにしました。
MacBookはさほど利用しないのですが、Macに慣れる為にも色々と便利な機能は押さえておきたい気持ちからです。
で、ボリュームの話をしているのは、追加時にBtrfsとしてファイルシステムを作っておくと便利と言うのを言いたかったのです。
Btrfsで設定すると、容量を切り分けて使うことができます。
それが便利に使えると思うのです。
今回、TimeMachineに割り当てた容量は200GBです。
その中でやりくりしてもらいつつ、尚且つ、Hyper Backupでバックアップしておけば、間違いないだろうという試みです。
では、以下、設定です。
コントロールパネルから、
共有フォルダ→作成
ちなみにTimeMachineフォルダは作成されている図ですね。
名前を付けて、場所をBtrfsを選択しておく、ゴミ箱は設定しない。
全てのチェックBOXは空欄にする。
暗号化しない。
共有フォルダに割り当てを有効にするに☑
そして、適当な大きさを設定、自分の場合は200GBにしました。
そのくらいで賄って欲しいので、期待値を込めています。
作成された共有の設定を確認して権限のタブで、しっかりとアクセスする権限が確立しているか念の為確認しておくと良いと思います。
フォルダの設定は終わりです。
続いてMacBookから見つけてもらえるように設定します。
コントロールパネル→ファイルサービスを押して
SMBとAFPサービスを有効化します。
上記続きで、詳細タブを押します。
Bonjourの項目にすべて☑して、Time Machineフォルダの設定を押します。
自分の場合はTime Machineフォルダに☑して適用です。
これでSynology側の設定は終了です。
次からはMacBook
サーバーに接続します。
サーバーを選択して
フォルダを選択します。
で、Time Machineの設定
バックアップを自動作成に☑、もしくはディスクを選択を押します。
上記にフォルダが選択できるようになるので選択して終了
Time Machineが始まります。
で、自分の場合、Btrfsの独立したドライブにバックアップしていますので、壊れた時にRaidとかではないので、クラッシュすると終了です。
なので、前記事のHyper BackupにてSynologyのTime Machineフォルダをバックアップを取るようにしています。
これでMacBookも安全になったということになります。
ちなみにSHRでもRAIDでもTime Machineのバックアップは可能です。
ただ、容量の大きさをBtrfsで設定できるのが便利というだけです。
余裕があるから、利用しているだけなので、余裕が無い方はBtrfsを利用しなくてもOKですのでご安心ください。
その際、Time Machineの容量には上限が無いので注意してください。ということになります。
参考記事はこちら↓