東海を巡る真冬の旅 知多半島 羽豆岬 水軍の城 羽豆崎城址

道の駅にしお岡ノ山を後にして、バカらしい話ですが、途中まで昨日通った道を戻っています。

行き当たりばったりの旅なので、こういった予想外のこと(当てにしていた道の駅が来た先に無いので、全く別な方向に行って寝た。)が起きると対処が弱いですね。

今、思うと海岸沿いの海水浴場の駐車場あたりに寝てしまっても良かっただろうと思います。

それか夜釣りしている人がいたりする所なんかがいいかもしれませんね。

広い駐車場に1台で止まっているよりも、夜釣りしている人達がいれば安心ですしね。

よし、今度はちょっと頭使って、道の駅が余り無い所なんかではそうしようかと思います。

羽豆岬の案内図
羽豆岬の案内図 駐車場は1時間=100円 安い

半田市から武豊町を抜けて、知多半島の左側というか伊勢湾側を海沿いの道を羽豆岬に向かって走っていきます。

羽豆岬展望台からの眺め1
羽豆岬展望台からの眺め 南方向

ちょっと走りにくい感じの道が所々あります。対面二車線の道路ではありますが、歩道もなく道が狭くペースが遅い道でしたね。

何か有名なのか、美味しそうな物を売っているお店がいくつか目に入りました。

実際、前を走っていた地元ナンバーの方は、そのお店に入っていくので、「あぁ、きっと美味しい物、売ってるんだろうなぁ。」なんて、嫁と話してました。

羽豆岬展望台からの眺め2
羽豆岬展望台からの眺め 北東方向

羽豆岬を観光するには有料の駐車場へ車を止めるのが良いようです。こうこうしている間に、羽豆岬に到着しました。

(一番目の写真を参考にしてくださいね。そこの駐車場に停めました。)

有料駐車場なので、1時間100円でしたよ。

ここからは歩きです。

羽豆岬展望台からの眺め3
羽豆岬展望台からの眺め 南東方向

羽豆神社に展望台があり、そこの眺めが良いです。

羽豆岬展望台からの眺め4
羽豆岬展望台からの眺め 南東方向

晴れていたら、かなり綺麗なんでしょうね。あいにく天気には恵まれませんでしたが、なんとか対岸の伊勢や渥美半島なども見えました。

羽豆崎城址
羽豆崎城址

南北朝時代に、熱田大宮司であった千秋昌能が築城したとのことです。そして、この場所、羽豆崎城址でもあったようです。

そして戦国期は、昨日、訪れた佐治氏のお城とのことです。

羽豆大明神があります。
羽豆大明神があります。

籠れる人数が少ないので、兵糧攻めをされるとちょっと厳しいかもしれません。大きさは砦程度の大きさでしょうかね。

ただ、独立した台地で高さもあるので、我攻めに攻めると痛い目を見そうではあります。

攻め口は南北の先端部分くらいしか無いようです。

よくよく調べると、現在フェリーへ行く道がありますが、北西に宗真寺というお寺さんがあります。

そこも独立した台地ですが、昔はそこと繋がっていたとのこと。

恐らく現在道がある部分は城の堀切だったためかで、拡張して現在の道路とされたのではないでしょうかね。

そして、その宗真寺の所にもお城があったとのことです。

そちらは、羽豆崎天神山城というらしいですね。

こちらは、戸田氏が治めたとのこと、目と鼻の先ですね。

お互いに水野氏と婚姻関係を結び、共同統治としたとのことです。

はぁ、そこに落ち着くまでは、かなり大変でしたろうね。

特に遺構とかは無い感じですが、展望台があり、また、別な眺めができます。

 羽豆岬からの眺め
羽豆岬からの眺め

水軍は船がメインなので、あまり籠城とかしないのかもしれませんね。

水軍のお城は珍しいですが、昨日の波切九鬼城址といい、水軍のお城はちょっと小さい所が多いのでしょうかね。

村上水軍のしまなみ海道にある能島城は良かったですね。あれは凄いです。

流石に島には渡れませんでしたが、対岸の大島からゆっくり見ました。

あそこはおススメです。

あと、ここ、SKE48の皆さんによる「羽豆岬」という歌があるらしいですね。その歌碑がありました。

ついでに、Youtubeのリンクを、一応、貼っておきます。

可愛らしい女の子達が明るく歌う歌はいいですね。

見てるこっちも元気が湧いてくるようで、楽しいですねぇ。