SynologyのDS215j、DS218j、DS220j、DS1621+と購入し、TerraMaster F2-210を買って見た自分ですが、また、買っちゃいました。今度はASUSTORのエントリー機ASUSTOR Drivestor 2 AS1102TのNASです。
QNAPにするか迷いましたが、ASUSのルーターが非常に良かったので、ASUSTORを買って見ました。
ここまでくると、いずれQNAPも買うことになるのですけどね。ww
何に使うんだ?と言われると、困るのですが、単に興味本位で買ってます。
さて、設定方法をざっと載せておきます。(ほぼ、自分の為の備忘録なんですけど。)
この手のNASのお決まりではありますが、最初に以下のASUSTOR Control Centerをダウンロードしてインストールします。
インストールしたらそこからNASへアクセスし設定を行います。
結構、初期設定は親切です。おおよそ8割がたはこの初期設定で出来ます。Synologyでもこういった所は見習って欲しい感じですね。
以下はその雰囲気です。
NASへ接続するための開放するポートは、デフォルトから変更した方が良いと言って来ますので、なにか適当に変更すると良いと思います。
ここまで、一気にできました。
NASの登録やASUSTORアカウントを作成したりしておくと後で便利ですので、必ず作成しておいたほうが良いと思います。
以下、設定後の初期画面
あと、下のDr. ASUSTORを一度実行することをおススメします。
それは、自分の設定抜けをチェックしてくれるので便利です。
以下が実行画面です。
で、自分の場合は、データのバックアップとウイルススキャンのスケジュールが抜けてると言われていますね。
このあと直しておきましょう。
バックアップはRsyncで、先日、購入したTerraMasterへバックアップするつもりです。
今後、TerraMasterはバックアップ機として使っていくつもりです。
あと、設定しておくと便利なものをあげておきます。
EZ-ConnectはSynologyのQuickconnectと同じようなものですね。
便利なので設定しておきましょう。おススメです。
あと、アプリでおススメですが、これは入れて欲しいというのが下の赤枠の四つです。
一つ目はLet’s Encrypt ACME Client、これはDDNSを利用してNASへ安全に接続するときに利用しますので、必須だと思います。
httpsで接続できるようになるので、外部からも安全に繋げることができますので、外部から接続したい人は必須です。
二つ目はGeo IP DataBase、これセキュリティの設定で以下のように利用します。
ADMディフェンダーからNetwork Defenderを開き、ブラックリストを有効にした時に利用できます。
以下のように特定の場所や国などが選択できて、設定した国からのアクセスを遮断することができます。
このアジアだと、中国や北朝鮮などは設定したいですね。
なので、怪しい国からのアクセスはできないようにした方が管理が楽だとおもいますので、おススメします。
三つ目は、ClamAVですけど、これはウイルススキャンソフトですね。これも必須です。
ここはウイルススキャンのタスクを作成します。
スキャン結果、ウイルスがあったらここへ退避
スキャンしたときの設定、隔離所へ移動にしておきました。
ウイルススキャンの定義の更新周期の設定、一日一回にしています。
タスクの設定は以下になります。
フォルダはそのままで良いと思います。
タスク番号を割り付けているだけ見たいです。
スキャンスケジュールは一日一回としました。
動作は4GBまでのファイルをスキャンして、ウイルスがあったら隔離所へ隔離する。という動作にしました。
まぁ、ウイルススキャンはこんなものでしょう。
四つ目ですが、これはSeagate IronWolfのHDDを購入した人だけですけど、おススメです。
具体的に、何がどう変わるかは表に出てこないのですが、保険だと思ってインストールをおススメします。
それに関わるところは以下も設定しておくと良いと思います。
ディスクドクターを定期的に走らせます。
不良ブロックスキャンとS.M.A.R.T.スキャンを定期的に実行するように設定します。
不良ブロックスキャンは週一の設定にしました。
他のタスクと被らないような時間を設定すると良いと思います。
S.M.A.R.T.スキャンは時間掛かるので、月一くらいで大丈夫っぽいです。
ついでにDDNSも載せておきます。
外部から安全に接続するときにはDDNSは必須です。
ここまでやっておけばひとまずは安全に使えるように思います。
あとはこのNASをどう使っていくかだと思いますので、それによってどういったアプリをインストールしていくかだと思います。
感想
TerraMasterに比べるとASUSTOR は遥かに良いですが、Synologyと比べると、若干、OSの作りが甘いように思います。
Synologyのほうが痒い所に手が届く感じとでも言えば良いでしょうか。
その点、ASUSTOR は手間が掛かるとは言え、結局の所、各種設定がSynologyと遜色なくできるので良いと思います。
しかし、ASUSTOR はインストールできるアプリの豊富さが凄いですね。
そこが最大の魅力で購入したのもあります。
ASUSTOR の設定は先に書きましたが、DDNSまで作成して安全に接続できるようにまでしました。
自分は友達などに、自分の撮った写真を常時公開する内輪のサイトを作りたいので、それをこれに作って見ようかと思っています。
とりあえず、Zenphotoという写真をWebサイトにするものが興味あったので、セットアップして見ましたが、少々、古めかしいので、削除。
ちょっと、思ってたのと違う感じでした。
続いてPhotoPrismというのがあってセットアップしましたが、これは公開するのに毎月お金が掛かるようなので、却下。
作りは良さそうだけにちょっと残念ですね。
で、今はPhoto Gallery 3とPiwigoを使ってます。
Photo Gallery 3は、ほぼ、SynologyでいうところのSynology Photosみたいな感じですね。
まぁ、悪くはないですが凝ってもいないという感じでしょうか。
インストールされてはいますが、そのうち削除するかなぁ。
Piwigoが思ったよりも使いやすそうで良いですね。
拡張用のプラグインを使うと色々と自分好みに簡単に変更できるので便利ですね。
これ、イイです。おススメします。
これで写真共有サイトを作ることに決定しました。
このサイトは家族や友人、知り合いの人などに最近のアクティビティを見て貰うサイトにするつもりです。
いつもGoogleDriveなんかを使ってたんですが、自分で用意した方がよいなぁ。ということでそのためにこれを使って見ることにしました。
困った点 WDのHDDとの相性は最悪!!
最後に困った点です。
1.HDDの相性問題
当初、WDのRED(NAS用HDD)でWD40EFAXという4TBのを使っていたのですが、相性が悪く、5回もCRCエラーが発生してその都度、保証期間内だったので、新品交換という羽目になりました。
なので、WDのRED WD40EFAXは諦めて、Seagate IronWolf 2TBの物に変更しています。
これは相性が良いのか、全く問題が出ません。
WDはすぐ壊れましたからね。違いがすぐわかります。www
2.メモリの使い方
このNASはメモリの使い方が悪く、ちょっとしかアプリをインストールできません。
というのは、インストールしたら、常にそのアプリの為にメモリを予約して、保持してしまうのです。
なので、使ってもいない(実行していない)のに、予約してしまうので、全然、たいしてアプリをインストールすることはできないのが困った点です。
まぁ、実際、このNASでは本格的な運用は考えていないので、別段、構わないのですが、非常に気になった所でした。
3.電源スイッチの位置
電源スイッチの位置が裏にあり、アクセスが悪いのですよね。
なので、WOL(Wake-on-lan)を利用しようと思います。
細々と色んなところで、気に入らない所があります。
操作感ももっさりしているしなぁ。
エントリー機なので、仕方ないのでしょうが、この先、Asustorは買わないだろうなぁ。。と思います。
追記 2024/3/31
先日、SeageteのHDDが壊れました。
HDD自体は保証期間内なので、また、交換してもらってますので、別段、どうってこともないのですが、またかぁ。。。という気持ちが大きいです。
WDはしょっちゅう壊れまくってたのですが、Seagateも壊れ、壊れた内容はWDと同じCRCエラーでした。
ん~。。。。これ、ハード的に外れっぽいですよね。
このAS1102Tは、今回のトラブルを機に処分しようと思います。
メルカリかヤフオクにでも出してしまいましょう。
ということで、ASUSTOR AS1102Tのレポートはここまでとなります。
読んでくださった方、ありがとうございました。
今回、自分は外れ機体に当たった感じなので、別段、気にしていませんが、もう、Synologyから浮気しても仕方ないので、この先はやっぱ、Synologyで行こうと思います。
慣れたものが一番いいということですね。