背景
なんで、Docker(Synologyの場合、Containar Manager)でやらないの?と思われた方もおられると思いますが、Dockerで立ち上げられなかったのです。
腕が無い、スキルが無いということなんでしょう。
途中で立ちはだかる、「CodeDefiner」の壁が高くて、Dockerだと、どうしても立ち上げることができず、頓挫してしまったのですよね。
色々やってみたけど、私では立ち上げることが出来ませんでした。
都合、丸10日位は費やしたかと思いますが、ダメだったのですよね。
で、どうしようかなぁ。と思って、そういえば、今まで使った事の無い、VMM(Virtual Machine Manager)を使って見ようと思ったわけです。
実は、そこまでたどり着くのにかなりの時間が掛かってますが。。
VMM構築概要
VMMのインストールとか設定は端折りますね。
(単に何となくボタンクリックでできると思うし、検索すれば出てくるので。)
VMMではUbuntuをインストールして行いました。
インストールはインストーラーだと、また立ち上がらず、こっち↓のサイトのマニュアルを見ながら、行いましたよ。
VMMの設定は以下にしました。
CPUでCORE4としてみました。
メモリ8GB、ビデオカード:VGA
この上の画面は注意が必要です。
ブートアップ用のISOファイルは今回Ubuntu24.04serverにしました。
どう考えて見ても、GUIは要らないなぁ。重くなるからいいや。と言う感じです。
注意なのは、追加のISOファイルですが、これ、VMMの便利ツールである、Synology Guest Toolというものです。
これ必須でインストールしてくださいね、IPアドレスが振られますので。
ダウンロードはこの画面↑
これ、あとから追加する物なのですよね。
初めにubuntuのboot用isoファイルで起動して、完了させます。
で、一旦、シャットダウンして、この設定に上記のSynology Guest Toolを追記して再スタートするという感じです。
詳しくはこちら↓
sudo -i
sudo apt update
sudo apt install qemu-guest-agent
sudo systemctl start qemu-guest-agent
そんな感じで環境を整えておきます。
あとのPleasanterのインストールはマニュアルに沿ったやりかたを行えば行けるかと思います。
感想
まだ、インストールしただけで、使用してないので、レビューはまだですが、アクセスした感じでは、重くもなくて良さそうなイメージではあります。
Local環境ですからね、速いのは当たり前かもしれません。
それに結構なスペックでPleasanterの環境作ったので、当然と言えば当然なのかもしれませんね。
追記
サイトパッケージのエクスポートで今まで作成してきたものを、投入してみました。
特に問題なく稼働できるように思いますね。
これなら、本番環境でも行けそうです。
あとはユーザー数とデータ量だろうから、ウチ程度だと、問題ないような気がしますね。
Synologyで運用するメリット
これまで、色々といじってるPleasanterは、古い要らなくなったPCにubuntuとPleasanterをインストールしたものなのですよね。
今は、テスト環境として使っているので良いのですが、後々の本番環境だと、バックアップの設定が面倒だなぁ。。とか思っていたのですよね。
今度はSynology ds1621+にセットアップして見たので、バックアップとかの管理とか、諸々と便利になると思ってます。
具体的に、バックアップはSnapshot Replicationで定期的に取り、それをさらにHyper Backupで定期的に別のSynologyにバックアップする。という感じです。
雑感
パフォーマンスがよければ、本番環境もこれで行こうかなぁ。。とか。。
それと、SynologyでPleasanterの記事って全然出てこないので、頑張って見ましたよ。
仲間が増えるといいなぁ。。という単純な思いです。
Ubuntuで立ち上げることが出来る人なら、VMMでも同じようにセットアップできるのではないかと思います。
以上、簡単ではありますが、参考になれば幸いです。
もし、要望があれば有償にはなりますが、お手伝いすることもやぶさかではありませんので、お気軽に問い合わせを。