またしても、備忘録シリーズです。
さて、家にDS1621+が来たので、DS215JとDS218Jが今まで利用されてきたのですが、これの再構成をしないとなりません。
Web関係(ブログ等)及びデータ保管はもうDS1621+以外で使う気にならないので、これで良いとして、データ保存というかバックアップの方法を考え直さないとなりません。
今までは、DS215JとDS218Jには3TBx2個にてSHRで利用してきました。
DS215JとDS218Jは、データを分散して保管していましたが、DS1621+が来たので、すべてこちらに移動しました。
(データの統合は今年初めからやっていたのですが、ケリがついたのが4月初めだったので、ようやくDS1621+を4月に購入しました。)
なので、DS215JとDS218Jには一旦、データが無くなりました。
で、どうやってバックアップを構成しようかな?という所を悩んでいます。
とは言え、今までHDDが壊れて、焦ったということも無かったので、切迫感は全くないですが、仕事柄、バックアップの重要性は良く理解しているつもりです。
自分のイメージでは、過去3日分くらいのバックアップが出来ると良いかなぁ。と思います。
誤ってデータを消したときだけ、データを戻せれば十分だと思ってるからです。
あとはSHRというかRAIDに頼れば、データ復旧できるのではないかと思うのです。
Snapshot Replicationなどが、会社でも同じような物を使っているので、便利で良いイメージなのですが、漠然と自分の構成だと容量的に厳しいのかなぁ?というイメージがあるので、今回はSynologyのHyper Backupを利用してみます。
まぁ、容量の上限があるので、自分の希望にハマれば良いということです。
DS218JとDS215Jに、Hyper Backup Vaultを先にインストールしておきます。
で、DS1621+にHyper Backupをインストールします。
DS218JとDS215JのHyper Backup Vaultでは設定とかありません。
DS1621+で設定を行います。
開いて設定します。
DS215JとDS218Jを設定しますので、リモートNASデバイスを選択します。
初回なので、バックアップタスクの作成を選択します。
1.サーバー名またはIPアドレス:選択すると自分のネットワークの中のNASを検出して選択できるようになります。なので、自分の場合はDS215JかDS218Jを選択します。
2.暗号化転送:これは重要なファイルがある場合は暗号化した方が良いと思われます。自分の場合は写真と動画と音楽がメインなので、機密情報は無いので、暗号化はしません。
3.ポート:6281 そのままで良いと思います。
4.ユーザー名:先に選択した1.サーバー名またはIPアドレスの所で設定されているユーザー名を入力します。
5.パスワード:上記4.のパスワードを入力します。
6.共有フォルダ:あらかじめバックアップ用のフォルダを作っておくと良いと思われます。例えばBackUpとか。
フォルダ作成はコントロールパネルの共有フォルダから作成してください。
7.ディレクトリ:自動で名前が付きます。サーバー名_1とか。気に入らなければ何か名前を付けるといいと思います。自分はそのままです。
で、決定したら「次へ」ボタン
バックアップ ウィザードが表示されます。
ここは自分がバックアップしたいフォルダの選択です。
自分の場合、DS215JとDS218Jに二等分ぐらいの容量に振り分けたいので、そのような選択をします。
ちなみにTime MachineフォルダはMacBookのTime Machine用フォルダです。
Time MachineもSynologyにバックアップしています。
設定は別途、記事を書いてありますので、良かったらどうぞ。↓
決定したら「次へ」を押します。
アプリケーションバックアップになります。
バックアップしておきたいアプリを選択します。
決定したら、「次へ」を押します。
MariaDB 10の所に「!」マークがあります。他にSynology Calender、USB Copy、ストレージアナライザーなどは、バックアップ中に一旦、停止されるとのことです。
別段、困らないと思いますので、☑しておきます。
決定したら「次へ」を押します。
バックアップの設定に切り替わります。
デフォルトで良いと思いますが、実行時間だけ変更しました。
バックアップタスクが2つ以上ある場合は、同時にバックアップはできないようですので、自分の場合、DS215Jにバックアップを保存するタスクとDS218Jにバックアップを保存するタスクは違う時間に走るようにしておきました。
決定したら「次へ」を押します。
ローテーション設定
ここでは、「維持するバージョンの最大数」だけ変更しました。
3回か4回程度で充分なのではないかと思います。
決定したら「適用」を押します。
最後に実行します。
一回目のバックアップが終わった所の画像です。
丸二日掛かってます。データが多く一回目ですからかなり掛かりますね。
前回成功のバックアップというリンクを押してみます。
途中で停めたりしているので、履歴に保留になっている所がいくつかありますね。
まぁ、ちゃんとわかりますね。
グラフボタンの所を押してみた所は以下になります。
二回目以降はさほど増えないだろうと思うので、このまま様子をみてみましょう。
オプションで色々と警告を出せそうですね。
2つタスクがあるので、1つ目が終わると2つ目が自動的に始まりました。
2つ目も2日くらいかかるのかなぁ。まぁ、様子見ですね。
しかし、容量が厳しいかなぁ。ちょっと考えるようかもしれませんね。
追記です。
Synology NAS 1(1つ目のバックアップ構成)に1回目1.8TBを要しました。(バックアップする設定が多すぎて極端に大きすぎた。)
Synology NAS 2(2つ目のバックアップ構成)に1回目0.8TBを要しました。
バランスが悪かったので、調整しながら、5日位かけてすり合わせて、ようやく約1TBづつぐらいのバランスになりました。
今の設定だと、4回のバックアップになっていますので、これならば、もう、ちょっと長い期間バックアップ取っても良さそうですね。
2Week分くらいは、残すようにしても良いですね。
個人で使っているので、1週間程度ではファイルの極端な増減というのはあまり無いのです。
なので、2週間分くらい一気にバックアップを取れるようにしてみましょう。
また、報告します。
追記です。
3台目のDS220Jが来まして、また、バックアップしてますが、手こずっています。
なぜか、ネットワークが遅いのでしょうか、データが遅延しているような感じで、安定しないというかハングアップしているのか、ネットワークから消失していたり、CPUが天井叩いていたりして、どうにもならない感じです。
一週間かけてもバックアップできない。。。
なんかおかしいなぁ。。といういことで、再度、クリーンインストールからやって見ました。
そして、バックアップする項目も一気に設定せず、毎日、少しづつ増やしていく感じの作戦にしました。
そうすると、やっと、安定してきた感じです。
この記事を読んでいると2TBぐらいは2日で行っているのですが、DS220Jだとそんなに早く終わらないのですよね。
HDDの選択を失敗しているのかなぁ。
WDのREDが好きなので、それを使っているのですが、気になる記事もあったり↓して、ちょっと疑心暗鬼になってます。
とはいえ、なんとか順調にバックアップ出来てきているので、良いでしょう。
また、何かあれば書いておきます。