骨盤骨折 高崎総合医療センター

一日で二回も救急車に乗ることになるとは思わず、こんな時に税金を無駄に使ってるのではないか俺?とか考える、貧乏性な自分。

とにかく、救急隊員の方はまたしても優しい方で、色々と話をしながら搬送して頂きました。

搬送されると、集中治療室に搬送され緊急で対応している患者の方が同時に4人位いたように思います。

大きい病院みたいなので、ドラマみたいな凄い所に来たのだなぁ。と思い、

集中治療室に入った時に「お世話になります。本日は、色々とご迷惑お掛けします。今までの人生に於いて経験したことも無いようなことに、頭が混乱している部分もありますが、宜しくお願い致します。」と大声で叫びました。

たぶん興奮しているのでしょうね。あまり、普段では出ないような声の大きさが出てましたね。

それでも医療関係者の皆さんには、「アハハ、それだけ元気なら心配ないね~。」「元気な人でいいね~。」とか言われながらまた精密検査になります。

CTスキャンとレントゲンですね。

ここまで搬送されてきた間に、少し熱も出てきたようで、37.9℃程の熱が出てました。

念のためにPCR検査もしておきましょうということで、PCR検査も行いました。

後ほど結果が出ましたが、結果は無事、陰性でした。

病室に運ばれてから三日目くらいまではなんか良く寝れました。

体に対するダメージが大きいからかいくらでも寝れるのですね。

自分の場合、骨盤骨折とは言え、初日のみベットから移動禁止でしたが、二日目からベットから車椅子へ乗り降りできましたので、割と自由ではありました。

症状としては軽い症状だったようです。

というのは、骨盤が2つに割れてしまっておらず、ヒビが何か所かある。という状態で、手術をするまで酷くなかったというのが大きいです。

これが入院したときのCTスキャンした画像です。

緑の所がヒビがあるところです。一番右の所は間違ってるかもしれません。

ヒビとはいえ右足が動かなくなってしまうなんて考えてもみませんでした。

入院したとき最初のうちは、トイレなどに行くのにベットから降りて車椅子に乗ることがしんどかったです。

立ったり座ったりという動作が、やたらときつかったように思いました。

あと、2週間程経過したときのCTスキャンしたときの画像を載せておきます。

下の画像の緑色の所がヒビが入っている所で赤茶っぽくなっている所が仮骨といって、ヒビが入ってところを修復している様子らしいですね。

2週間目でどんどんと修復しているのがこうしてわかるのが今は凄いと思います。

今こうしてブログを書いてる時点では5カ月経っているのですが、もうほとんど治って来ました。

ヒビか割れてしまったかどうかの差はかなり違うようです。

骨盤はおおきな血管が通っているので、かなり重大な事態になることも多いようです。

ホント、そういう意味では不幸中の幸いでした。

リハビリは三日目から始まりました。

とは言え、車椅子と松葉杖の使い方ですね。

それと当然なんですが、右足を地に着けてはいけないこと。

これが結構しんどいのですがね。

一週間を過ぎると段々痛みも引いて来て、病院にも慣れてくるので、暇つぶしがてら車椅子で2階にあるローソンまで、行って来たりします。

しかし、COVID-19の為に家族にも会えない状況だったのは、困りましたね。

会えないので、家族に自分の状況が上手く伝わらないのですよね。

最初の内、退院後も車椅子のままの生活になるように、家族は思っていたようです。

違うんだよ。今は車椅子だけど、段々と治っていって普通に戻るんだよ。っていうのが上手く伝わっておらず理解してもらえなかったみたいです。

自分の場合は手術もしていないので、当初、2週間したら別の病院へ転院して、そちらで本格的なリハビリになります。との説明でした。

次に転院する先として、こちらの希望は熊谷、本庄、深谷あたりの病院をお願いしました。

知った所があれば自分で選んだところでもいいですよ。とも言われましたが、昨今の病院事情なんてわからないので、リハビリにたくさんの時間を掛けてくれるところが良いとの希望をお願いもしました。

それで結局、熊谷総合病院に決まるのですが、転院は10月20日金曜日となりました。

約3週間だったのですが、病院の説明は無かったのですが、どうも病室が空くのを待っていたような感じでした。

高崎総合医療センターの良い所は、食事が凄く良かったです。

以下にご飯写真を載せておきます。

写真だと埋もれて分からないかもしれませんが、エビカツバーガーがインパクト大きかったし美味しかったです。

カレーはナンが出たりするし、ラーメン、うどん、パスタ、焼うどん、三食丼、チャーハンなどなど、とても病院で出るようなメニューじゃなかったですし、大変、美味しかったです。

あと、ジャガイモがなんだか凄く甘いジャガイモが出てきてびっくりでした。

サツマイモかと思うほどの甘さのジャガイモでしたので、後で嫁になんだろうか?とか聞いてみたことあります。

約3週間いた訳ですが、あまり同じ食事をとることは無かったですね。

メニューが豊富だなぁ。。と思いましたね。

まぁ、国立だし救急病院なので長く入院していることはできませんが、環境も良かったので結構いい病院だと思います。

自分の場合治療関係はどうかと言うと、手術とかしたわけではないし、薬も貰ったわけではないので、治療に関して何か評価を付けるのは難しいかと思います。

お風呂は割と言えば毎日入ることが出来たので、良かったです。

まぁ、お風呂と言っても湯船は無くてシャワーですけど。

車椅子ごと入れるシャワー室で8~10畳くらいですかね。大きいシャワー室です。

広いのでちょっと寒いです。

あと、相部屋が苦手な人(うるさいのが苦手な人)は個室にした方が良いです。

自分の場合は相部屋でした。たまたまおとなしい人ばっかりで、夜も静かに寝れたので良かったです。

ただ、自分みたいに救急で入院している人が割と多いので、入院している人の出入りは凄く多いと思いました。

あと2階にローソンがあるので便利でした。

自分が居たところは5階でしたので、車椅子だと移動が大変でしたが、朝一番で行くと空いていて、車椅子でも邪魔にならずに買い物ができました。

通常時間だと、車椅子は通路を塞いでしまうので、迷惑を掛けてしまって「こりゃ、時間を考えないとまずいなぁ。」となります。

ローソンでは骨に効くようにと思い、乳製品を買ってましたね。

あとは、国立だし、なんか閉鎖されていて行けない所があるなぁ。。と言う感じでしたので、聞いては見ませんでしたが、2020年に大流行の流行りの病気を対応しているのかなぁ?とは思いました。

確証はないので、勘違いかもしれませんが。

看護師さんは看護学校が併設されていてそのままスライドしてくるのか若い子が非常に多かったですね。

みんな親切で優しかったので、感謝してます。

あとは個性的な同室の年配の方が多くて飽きずに過ごせたので良かったです。

ちょっと個人を特定されるとまずいので書きませんが。

さ、では次は転院した先の熊谷総合病院の話を書いておきます。