YAMAHA XJR400R(RH02J)を乗っていますが、キャリアが市販されていないので、仕方なく自作しました。
いきなり、完成画像ですが、過程は下に書きます。
かなり適当に作りましたが、思ったよりも見た目がいいのでびっくりです。
取り付けて見て、跳ね上がりすぎたかな?と思いましたが、思いのほかドンピシャとは。
自画自賛はさておき、参考画像です。
デイトナのグラブバーにイレクターハイプにて作成しました。
イレクターパイプは大きいホームセンターに行けばで売ってると思います。
一応、イレクターパイプの部品を下記に紹介しておきますが、アマゾンは送料が高くつきますのでご了解ください。
1.メインのパイプ1本 1.2mあれば十分です。余ります。
2.フリーに動くメタルジョイント 2個
写真の通りグラブバーとの接合部分です。
かなり自由に位置決めできますので、パイプの長さ次第で位置と角度が決まります。
3.直角のメタルジョイント 2個
上の写真の通り角の部分に使用します。
90度のものがこの部分は剛性が強くなると思います。
横に力が逃げるような上のタイプは緩むと思います。
4.内側のパイプ二本をつなぐメタルジョイント 4個
しっかりと締め付けられるものが、グラつかず良いと思います。
片側フリーで締め付けないものでも、作れるのですがガタついてはちょっと不安なので、締め付けられるもので揃えたほうが良いと思います。
5.パイプを任意の長さで切断する工具です。
安い小さいのは非常に疲れ、マメができます。
自分がそうなりました。途中、このサイズにしたら楽でした。
パイプをカットするとバリが出るので、バリ取りが付いているのがおススメです。
トップケースはRay’s (レイズ) 46L トップケース ブラック 37402 とかいう安いやつです。
グラブバーとイレクターのジョイントで径がちがう(グラブバーは細く、イレクターのジョイントは太い)ので、隙間ができますがゴムを適当な長さで詰めて固定しています。
ゴムは適当ですが、きっちり入れないとグラつくので、隙間の無いようにするのがポイントです。
取り付ける際はリアカウルを取って取り付けますが、慣れてる人なら2時間もあれば取り付けることができると思います。
自作キャリアは取り付けを固定するまで、仮組にて取り付けました。
シートの付いていない状態だと跳ね上がりすぎ?と思いました。
シートと箱を付けると、意外にシートからカウルのラインが丁度いいのでびっくりです。
注意点ですが、下の図の黄色矢印の部分、グラブバーのステー接合部分にイレクターのジョイントを押し当てるのがポイントです。
下の写真の黄色部分です。ここに荷重が掛かるので、ここのパイプは遊びが無いほうが良いですね。
荷重が掛かるので、押し当ててないと、下がってきます。
赤矢印も多少荷重が掛かりますが、黄色に比べると少ないです。
でも、荷重を分散させるのは長持ちにつながるので、2本としました。
まぁ、1本ではトップケースの水平が出ないし、3本はスペース無いですので。
ただ、赤の部分に荷重を分散させるには、ここもしっかりと固定されていないとよろしくないと思います。
適当に作ったので寸法が無いです、後で測ってアップします。
イレクター類の費用は6千円くらいだったと思います。
グラブバーが8千円、トップケースは5千円くらいなので、トータル1万9千円くらいですかね。
実走しての感想ですが、後部シートに嫁に乗ってもらい、100kmほどテストをしましたが、大丈夫そうです。
試しに嫁にトップケースに寄り掛かってもらいながらも走って見ましたが、全くグラつきもなく問題ないようです。
嫁曰く、ラクチンなので、もっと乗せろとのこと。
そうなると、トップケースにクッションが欲しくなりますね。
ただ、写真の位置では後ろ過ぎて、実際には5cmくらい前に取り付いています。
(下の写真はちょうど位置を直した写真です。)
寸法を取りましたので上げておきますね。
寸法の単位はCMで切断するパイプの長さになります。
5mmぐらいは短くても大丈夫です。
4HMの方はグラブバーの形が違うかもしれないので、サイズを調整しないとならないかもしれません。
タンデムがしやすくなったので、嫁が固定されたグリップがあるとさらに良いのだけど。。。
ということで、工夫してみました。
セロー250のグリップを流用して取り付けました。
銀色なので、そのまま取り付けるとやけに目立つ気がするので、それにパイプ状のスポンジを入れました。
セローのグリップは前後の取り付け穴部分が平行というかツライチではないのが、ちょっと困ったところですが、締め上げてやればなんとか大丈夫そうです。
スポンジを入れると塗装しなくていいのと持つところが冷たくなくていいですよね。
ちょっと、この取り付け方だと、どうしても、固定が甘いので、開き気味になるので、あまりおススメはできないですが、このまま使って行きましょう。
この後、予定では後ろにパイプを取りまわして上図のような形にして開くのを防ぐようにしたいと思います。
ついでにバックレストなんかも付けようかと。なんか、嫁ばっかりラクチンでいいなぁ。
ただ、後ろでしっかりと荷物の如く嫁が固定されていると、自分が運転しやすいので、ちょっとこのまま進めてみようと思います。