去年からやりたかったことの一つであるDS1621+のDSM7へのアップグレードなんですが、タイミング的に行えずにいまして、今更ながらようやく更新しました。
更新そのものはあっけないほど簡単でした。
自分的にはPython3にて作成したアプリがあるので、どうなるか心配でしたが、Python3はDSM7の標準システムとして組み込まれて、パッケージセンターには表示されなくなりました。
で、自分がTOTOクジの為に作成したものが動くかどうかを確認したところ、しっかりそのままの環境で動くことを確認しました。
とりあえず、そこが一番のネックだったので、特に何もしなくて良かったので安心しました。
ところが、別な不具合が発生しました。
1.ログイン不能(いきなりログイン不能に)
これは突然、ログアウトされて、ログインできなくなりました。
直前まで、Secure SignInの設定をしていたのが原因かなぁ?と思います。
Secure SignInの設定が上手く行かないので、何度もやった為かも知れません。
ログインできない状態は、あらゆるユーザー、あらゆるログイン(https,http,QuickConnectなど)を試しましたがログイン不能でした。
最終的に強制電源OFFにて、再ログインできました。
2.ボリューム1の拡張時に不具合発生(HDDを1つ取り付けて拡張時)
前回、DS218JにてHDDを3TB→6TBへ交換したので、3TBが2本余っているので、DS1621+に取り付けることにしました。
ボリューム2で使用していたiSCSI設定は止めて、1TBを取り外して3TBを取り付けました。
ドライブ拡張には2~3日掛かります。
拡張処理の最後にエラーが発生して、「拡張処理が失敗」となりました。
3.Hyper backupの不具合(バックアップできない。)
上記の拡張処理をしている間、HyperBackupがバックアップできずにいました。
拡張処理が正常に終わらない、しかもその対応の為にバックアップをして置けと言われているのに、バックアップできない。
どうしろって言うんだ。。
と、思いながらも、どうも、システムがまともじゃないように思えるので、再起動をポチっとしました。
再起動して、ストレージマネージャーを立ち上げて、拡張処理を再度行った所、5分もせずに完了しました。
そして、そのあとHyperBackupを行いましたが、無事、完了。
ようやくまともになったようです。
あと一つ、拡張処理中にもう一つHDDを取り付けるとHotSpare(ホットスペア)しか選択できないことに気が付きました。
2本分をまとめて拡張はできないようです。
なので、1つ終わったら、もう一つ拡張という順番でした。
この連続する不具合の為に、この1週間は疲れました。。
サポートともやり取りしたりしましたが、結局、
「強制電源OFFしてください。」とのこと。
考えられる要因はなんでしょう?には
HDDが、メモリが、SSDキャッシュデバイスがSynology推奨品互換品でないからではないでしょうか?
と言われる始末。
(取り付いているデバイス構成や今まで行って来た履歴などが、ActiveInsightをONしていると、Synologyのサポートへ、サポート依頼したときに届くとのことです。)
挙句の果てに、DS218JからHDDを抜いてDS1621+取り付けたでしょ?それ、推奨してないんですけど。。とダメ出しを受ける始末。
で、どうすればいいのか?との問いには、
HDD、M.2、メモリをすべて推奨互換品にする。
これはちょっと金銭的にも現実的でないので、却下
データはHyperBackupにて吸い上げて、DS1621+はフルリセットして最初から、構成を再作成して、データをHyperBackupから入れ直せ!とこのと。
これはやって見る価値アリかもしれません。
今後、トラブルが続くようなら、やって見ましょう。
まぁ、とにかく、今は普通に動いていますので、良いでしょう。
ま、そんなわけで、DSM7には手を焼いている話でした。
あと、推奨互換品でないと今後サポートはできませんと言われましたよ。
あちゃー、どうなることやら。
追記です。2022/06/08
DSM7がVer-Upしました、DSM7.1-42661ですね。
このVerで、ようやく安定してきました。
それまでHyperBackupが週に一回で壊れていたのですが、現在のVersionになってからは安定しているようです。
とりあえず安定してきたので、楽になりました。
それとサポートですが、普通に今でもやってくれています。
なので、ご安心を。
更に追記です。2022/08/17
Pythonですが、PythonはDockerをインストールして、利用すると自分の環境が作れて便利です。いくらでも拡張できますし、削除も簡単なのでおススメです。
Dockerを利用する方法も書きましたので、参考に。↓
更に更に追記です。2022/09/15
Pythonなんですが、Dockerでもイケますが、他の方法も分かりました。
どっちがいいか好みになるかと思います。
読んで見てくださいね。↓